谷戸の観察、水辺管理、カナムグラ刈りなど 日時 2019/10/1(火) 9:50〜13:30 場所 生田緑地の谷戸 竹林下地区、湿地地区、上の田圃地区 参加者 岩田臣生、岩田芳美 10 月になったのに暑く、谷戸の気温30.7℃でした。 ハンノキ林西の池は湛水していて、排水堰からオーバーフローしていましたで、良い状態にあると判断しました。 竹林下地区の水流は、途中の池に水が溜まっているものの、オーバーフローはしていませんでしたので、水漏れがあるようでしたが、再生したばかりの頃の田圃のように、 どこからの水漏れなのかは分かりません。水漏れを止めなければなりませんが、どのようにすれば良いかが分かりませんでしたので、この日は周囲への泥上げのみを行っておきました。 湿地地区は、ツリフネソウに遅れをとっていたミゾソバの花が一面に広がってきましたので、この地区の水辺の手入れは、花が終わるまで待つことにしました。 相変わらず、クマバチやホウジャク類が飛び回っていました。 3 段目のカナムグラは、まだ残っていますが、上の田圃地区から谷戸の末端にかけての状態を観察しておくことにしました。 梅畑地区は、中央部にコブナグサ、ヌカキビ、キンミズヒキなどが繁茂していましたが、縁辺部にはカナムグラが繁茂していました。 上の田圃地区には、ツリフネソウとミゾソバが咲き、オニヤンマのパトロール、アキアカネの群飛、クロコノマチョウ、キタキチョウ、ヒカゲチョウ、セセリチョウの仲間、 ナガサキアゲハなどが観察されました。 下の田圃地区も、ほぼ同様でしたが、ツチイナゴが顔を見せてくれました。 ヨシ原地区まで、ツリフネソウが広がっていました。 この日は、谷戸の降り口から末端まで、頻繁に、テングチョウに出会いました。 (上)テングチョウ (上)アキアカネ (上)コブナグサ (上)ツリフネソウ 観察を終えてから、梅畑地区のカナムグラ刈りを行いました。 メジロの群れがカキノキに集まって、カキの実を突いていました。
かわさき自然調査団の活動
|