谷戸の水辺保全 日時 2019/10/31(木) 10:00〜12:30 20.1℃ 場所 生田緑地 上の田圃地区、竹林下水流 参加者 岩田臣生、岩田芳美、鈴木俊三、田村成美 上の田圃地区 上の田圃からの排水は、モウソウチクを利用したパイプを使って、下側の草地に落とし、そこに池を設けて、田圃から流された生物が留まれるようにするつもりで水辺をつくっていました。 モウソウチク製のパイプを使用するのは、流水によって斜面が掘削されるのを防ぐためでした。 このパイプが腐朽して、水が勝手に伏流していましたので、改修について話し合って、オープンカットの水路によって下の草地の池に導くことにしました。 斜面の土はかなり粘土質であったので、この方法で間に合いそうです。 田圃下の池は、11 年ほど前に今の形に掘ったものですが、水漏れが激しく、目的を達成できていませんでした。 今回は、普段行っている水漏れ穴塞ぎの方法で行いましたので、水溜まりにはなりましたが湛水とはなりませんでした。 次回以降、再度、水漏れしない池にするための活動を行いたいと思います。 ここからメガネ池への水路に開いた穴を塞ぎ、溜まっていた泥を上げて、浅い流れをつくりました。 浅い水溜まりは、冬期、野鳥が水場として利用すると思います。 この日の上の田圃地区の水辺保全活動はここまでにして、竹林下の水流保全を行うことにしました。 竹林下水流 竹林下の水流は今回の降雨によって流れ出した土砂が広がったため、新たな流路を掘るか等を検討しましたが、 今まで保全活動を続けてきた位置に水を戻して、水流を再生することにしました。 帰り道の木道脇に、シロヨメナが咲いていました。
かわさき自然調査団の活動
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