ハンノキ林の水辺保全など 日時 2019/11/7(木) 10:00〜12:30 場所 生田緑地 ハンノキ林 A07-08 参加者 岩田臣生、岩田芳美、田村成美 11/5(火)の活動の続きを行いました。 即ち、ハンノキ林東側斜面のアズマネザサの裾刈り、斜面下の水流の水溜まりづくり、林床の実生木の除伐などです。 数年前に倒れたままになっていた倒木、今年の台風による大量の落枝、実生木はモミジ、イヌツゲ、ツルグミなどのほか数種、アケビやフジのツルも蔓延っていました。 斜面下以外の水流にも、これらの材を用いて落枝ダムを積みましたが、谷底内部の水流には樹木の根が密生していて、泥溜まりも無く、水溜まりづくりはできません。 しかし、これから落葉が流れるようになれば、これらの落枝ダムは水の流れ難い状態をつくってくれ、やがて土砂溜まりができるかも知れません。 東支谷戸側 A07-07 を見ると、3 月には押沼砂礫層由来の砂礫が広がり、ミヤマカンスゲが繁茂していた谷底部には一面、アズマネザサが生えていました。 こちら側は次回以降の活動にして、この日の活動は終わりにしました。 ここまで手を入れて来ると、谷底端部のナラ枯れを起こしたコナラの大木の扱いを判断しなければならないと思います。 これについては、次回の生田緑地自然環境保全管理会議に諮って、合議された方法で対処したいと思います。 アマチャヅルが実をつけていました。 ノササゲも紫色の実をつけていました。 竹林下デッキで休憩してから湿地地区を覗くと、入口部分に水漏れが起きていましたので、補修しました。
かわさき自然調査団の活動
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