野鳥の森の水辺保全など 日時 2019/11/28(木) 10:00〜12:00 場所 生田緑地 野鳥の森 B01 参加者 岩田臣生、岩田芳美、鈴木潤三、田村成美、細川洋子 生田緑地の野鳥の森と名付けられた地区は、昭和63年(1988)〜平成元年(1989)の 2 年間をかけて整備された約 3 haの区域です。 野鳥観察ができる樹林を目指して、野鳥のための水場をつくったり、観察舎を設けたりしています。 しかし、大石を持ち込んでつくった水場は同時に植栽されたと思われる植物などに覆われ、野鳥が利用している場面を見たことがありません。 30年前の観察舎周辺の植生は不明ですが、観察対象をどのようにイメージして、デサインしたのかがわかりません。 野鳥班のメンバーに聞いても、この観察舎を利用しているという団員は見つかりませんでした。 水田ビオトープ班では、かつてはホトケドジョウが生息していた、野鳥の森の水流を、水辺の多様な生物の棲息環境として保全するために、年 1 回だけですが、泥上げ、落枝ダムづくり等を行っています。 この活動を秋に実施しておけば、生田緑地に集まる冬鳥の水場としても活用されるだろうと思います。 朝から小雨がぱらついていたのに始めた活動でしたが、途中から降り方が強くなったので、そこで活動を止めました。 年 1 回の保全活動で充分とは思っていませんが、今回の活動中に、大きさの異なるカワニナや、4〜5cmのホトケドジョウを確認できました。 水流近くのアオキ実生やキヅタなどの抜き取りも行いました。 活動後は東口ビジターセンターで休憩して、それから生田緑地整備事務所裏に向かいました。
かわさき自然調査団の活動
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