枯れカサスゲ刈り 日時 2020/2/27(木) 10:00〜12:00 晴、10℃ 場所 ヨシ原地区 B08 参加者 岩田臣生、鈴木潤三 上の田圃には一昨日以降の産卵によって、卵塊は更に増えていました。 今まで、下の田圃では産卵が無かったのですが、今年は、2/26(水) に、ここでも産卵が行われていました。 谷戸の北端部には、カサスゲが生育しています。 生田緑地の中では、ここだけだと思います。 カサスゲは、繊維が丈夫なので、昔は、蓑笠などに利用していた大型のスゲ植物です。 このような利用のためには、夏期に刈り取って、陰干しをしますが、刈らずに放置して、繁って枯れた葉が絡み合ったままにしておくと、新芽の成長が難しいこともあります。 生田緑地では、概ね、4 月 20 日頃に開花し、雄花が黄色い花粉を見せてくれます。 スゲ植物は目立たない植物ですが、この時期だけは、華やかに景観を彩ってくれます。 そこで、花穂を楽しめるように、枯葉をザッと刈ってやることにしています。 この日は、この枯れカサスゲ刈りを行いました。 ここでも、ムネアカハラビロカマキリ卵鞘を一つ見つけて駆除しました。 孵化する前で良かったと思いますが、すっかり増えてしまいました。
かわさき自然調査団の活動
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