モミ保護のためのスギの伐倒 希少種保護のためのアズマネザサ刈り 日時 2020/3/19(木) 10:00〜12:00 晴 場所 城山下谷戸の探勝路分岐付近、芝生広場地区 参加者 岩田臣生、岩田芳美、鈴木潤三、田村成美 城山下谷戸の片隅に、モミと並んでスギが生育していました。 このスギを放置しておくと、モミが大きく育ってくれないのではないかと思われたため、このスギを伐倒しておくことにしました。 しかし、ロープの牽引に失敗して、近くの立木の二股にスッポリと掛かってしまい動かなくなりました。 この二股まで届く梯子を持ってこないとどうにもならないと思われること、また来園者に危険を及ぼすことはないと思われたことから、今回の活動はここまでにして、 後は改めて処理することにしました。 花盛りのアブラチャンの上に大きな落枝が載っていたので、これを取り除きました。 しかし、よく見たら、更に上にも大きな落枝が掛かっていました。 この辺りのアオイスミレは開花してくれなくなりましたが、ヤマルリソウが道端を彩っていました。 続いて、芝生広場西側の樹林林床の希少種を保護するために、アズマネザサ刈りを行いました。 開花していたのは 2 輪のみで、落葉の下に隠れて開きかけていた 1 輪と合わせても、開花株は 3 つでした。 施肥なども行って、増やすことを考えなければならないのかも知れませんが、自然保全の域を越えてしまいそうです。 数年前に播種したウバユリの芽が、林縁に育っていました。 同時期の種子が、まだ残っていたので、これをプランターに蒔いてみました。
かわさき自然調査団の活動
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