生田緑地の生物多様性保全活動

ヨシ原〜下の田圃地区の刈り残したヨシの刈り取り、上の田圃の代掻き、水漏れ穴塞ぎ、セリバヒエンソウ駆除など
日時 2020/4/9(木) 10:00〜12:30 晴
場所 生田緑地 上の田圃地区 B06、ヨシ原地区 B08、下の田圃地区 B07
参加者 岩田臣生、岩田芳美、鈴木潤三、田村成美

新型コロナウィルス感染者が急増しており、川崎市内の感染者が 85 人になりましたが、水田ビオトープ班の活動については、次のルールを守って、継続することとしました。
@徒歩またはマイカーでの来園に限ること
Aマスク着用のこと
Bお互いに 2m 程度の距離をとって活動すること
C顔を会わせて談笑する休憩はしないこと
今後の状況によっては、追加事項もあると思いますが、保全活動は継続が大事ですので、感染予防を工夫して活動する方針でいます。

上の田圃には、カラスアゲハが吸水に来ていました。


ヨシ原〜下の田圃地区に刈り残したヨシがありましたので、これを刈る活動も行いました。
  3/26(木) ヨシ原のヨシ刈り
  3/31(火) 下の田圃のヨシ刈り



上の田圃は、4/7(火) の水漏れ補修によって、湛水していましたが、 2/11(火) に投入した落葉がそのままになっていましたので、落葉を広げて、泥に鋤き込むための代掻きを行いました。
田圃にはアズマヒキガエルのオタマジャクシが一面に広がっていましたが、充分な湛水状態にありましたので、そのまま代掻きを行いました。
この田圃は、私たちが 2006 年につくったものですが、まだ、田圃の土になっていませんでした。
特に、中央部は硬く締まっていましたので、田起こし同様に、掘り起こして、暫く置くことにした部分もあります。






アオゲラ、ウグイス、コジュケイの声が、また時折、シュレーゲルアオガエルの声が聞かれました。
畦の上には、タネツケバナ、ノミノフスマ、ミミナグサ、ヘビイチゴなどが咲いていました。

オダ場には、2005 年春につくったゲンゲ畑のゲンゲが生き残っていて、咲いていました。

この日の谷戸では、7〜8 頭のツマキチョウがハナダイコンの花に集まっているのを観ました。

帰り道のハンノキ林の林床にはジロボウエンゴサクが咲いていました。

また、シラユキゲシが咲いているのを見つけて、除草しました。


ピクニック広場付近では、タマノカンアオイも咲き始めていました。

   かわさき自然調査団の活動
特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for nature Research and Conservation