生田緑地の生物多様性保全活動

セリバヒエンソウ駆除、里モニ中大型哺乳類調査定点カメラ設置
日時 2020/4/30(木) 10:00〜12:30 晴
場所 生田緑地 上の田圃地区
参加者 岩田芳美、鈴木潤三、田村成美

上の田圃地区の水漏れ補修とセリバヒエンソウ駆除を行いました。




田圃には、シオヤトンボ♂が飛んでいました。



里モニ中大型哺乳類調査 定点カメラ設置
日時 2020/4/30(木) 10:00〜12:30 晴
場所 生田緑地 生物保護区、戸隠不動尊跡地周辺谷戸、谷戸の合流地区
参加者 岩田臣生

今年も、5 月から里モニ中大型哺乳類調査を始めます。
生田緑地では、もう撮影される顔ぶれも限られているので、定点カメラの設置場所については悩んでいます。
今回は、次の 3 ヶ所に設置しました。
@生物保護区は、市街地の中の都市公園の自然を保全するためには不可欠のものとして、生田緑地整備基本計画において決定され、行政が認めてくれた区域ですから、 その状態のモニタリングは必要だと考えています。
A今までに多数のアライグマを捕獲駆除している場所にも近い場所で、定点カメラを設置したことが無い場所で、明瞭な獣道を確認したので設置しました。
B上の田圃下草地には明瞭な獣道が確認されているので、その周辺で設置可能な地点に設置しました。


水田ビオトープ班の補足活動
日時 2020/4/30(木) 12:30〜14:00 晴
場所 生田緑地 湿地地区
参加者 岩田臣生、岩田芳美

上記の水田ビオトープ班の活動後に、湿地地区を観察して、ハンノキ林から導入している水路部の水漏れを補修し、セリバヒエンソウの駆除を行いました。



帰り道のハンノキ林では、木道脇の盗掘痕を確認しました。
私たちが保全管理している谷戸では、来園者が木道からの自然観察を楽しめるように配慮して活動しているのに、最近では、シュンランが盗られて、殆んど無くなり、都市居住者のマナーの悪さに厭きれていました。
そこに今回は、マニアックな植物ファンが楽しんでいた、少し地味な野生ランなのですが、今年は隣接するスギの大木の除伐時には細心の注意を払って作業していた植物が、開花前に盗掘されてしまいました。

ピクニック広場東斜面では、新芽が伸び出したところで摘まれてしまったハンショウヅルが辛うじて花を咲かせていました。
イチモンジカメノコハムシの成虫も現れました。


   かわさき自然調査団の活動
特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for nature Research and Conservation