伐採更新のための高木マップづくり 日時:2020/8/15(土) 9:30〜11:30 場所 生田緑地 芝生広場上雑木林(A09-8) 参加者 岩田臣生、東 陽一 今夏は、朝から30℃を超える天気が続いて、活動する気にはなれなかったのですが、土曜日でないと活動できないという団員に促されて活動することにしました。 芝生広場上雑木林の樹木マップづくりは、一人では距離を測れないので、中断していました。 現地で、主要な樹木を確認して、樹木間の距離をメジャーで測って、図面に描いていく作業です。 作業に時間がかかっているので、無駄なようにも感じますが、樹木の状態を見ながらの作業を繰り返していると、 伐倒を後回しにして、場合によっては、大木として残しながらの伐採更新を考えてもいいと思えるようなアカシデ、イヌシデが見えてきました。 残念ながら、今は緑色の葉をつけているコナラも、根元付近にはカシノナガキクイムシの穿孔が見られ、来年は、ナラ枯れとなることが想像されてしまいます。 ナラ枯れという恐れていた事態が急速に進行しています。 この日の作業は区域の南東部を行いました。 汗が図面を濡らすので、タオルで拭きながらの作業でした。 この部分の西側の測量もと思いましたが、雑木林の中とはいえ、熱中症には注意しなければなりません。 欲張らずに、この日の作業は終了することにして、休憩しました。 コジュケイの声が響き、芝生広場で遊ぶ父娘の声が聞こえていました。 夏の雑木林の林内ではありましたが、クサギの花が満開になっていて、クロアゲハ?などの昆虫が吸蜜に訪れていました。 下草刈りの時など、刈ってしまったことを臭いで知ることが多いクサギですが、この広さの雑木林であれば、夏の昆虫の吸蜜源として数本はあってもよい樹木だと感じました。
かわさき自然調査団の活動
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