生田緑地の生物多様性保全活動

田圃の泥上げ、カナムグラ刈りなど
日時:2020/10/1(木) 10:00〜12:00 
場所 生田緑地 上の田圃、下の田圃
参加者 岩田臣生、岩田芳美、鈴木潤三、田村成美

9/27(日) に、谷戸の田圃の稲刈りを終えました。
子どもたちが活躍した痕が、田圃の畦などに残っています。
まだ、ツリフネソウが咲き誇っていますので、全面的な手入れは出来ませんが、できる所には手を入れておくことにしました。


上の田圃への導水路には水漏れ穴が開いて、水が流れていませんでしたので、土嚢堰脇に開いていた水漏れ穴を塞ぎ、沢から木道までの泥上げを行いました。



上の田圃の下の段の泥上げ、畦の補修を行いました。
満開のツリフネソウを潰すのが躊躇われて、部分的に、手をつけなかった所もあります。




上の田圃の上の段の泥上げ、畦の補修も行いました。
上の段も、満開のツリフネソウを潰せませんでした。



下の田圃はミゾソバが繁茂して、咲いていましたので、一部は残して、泥上げ、畦の補修を行いました。



上の田圃の木道を挟んだ反対側の樹林育成地のヤマグワやクサギに絡みついて、開花期を迎えていたカナムグラを刈り取りました。
羽化したばかりのクロコノマチョウが多数見られました。


上の田圃下草地のカナムグラ刈りも行いました。
開花したツリフネソウの上を覆うように、開花し始めたカナムグラの花の部分だけでも刈って、種子散布を妨げたいと思います。



湿地地区(B05)の水漏れ補修など
日時:2020/10/1(木) 12:10〜13:30 
場所 生田緑地 湿地地区
参加者 岩田臣生、岩田芳美

一旦解散して、休憩してから、梅畑広場の開花し始めたカナムグラを少し刈って、湿地地区の様子を見に行きました。
湿地地区(B05)は、竹林からの水流とハンノキ林からの水流の両方が途中っで水漏れ穴に消えていて、湿地地区の中は水涸れを起こしていました。
これらの穴を埋めて通水しましたが、水が広がるには時間がかかりそうでしたので、確認しないで引き上げました。
ツリフネソウに加えて、ミゾソバが満開になっていました。
ツリフネソウに埋もれて、ノハラアザミが咲いていました。
オナガアゲハが吸蜜に来ていました。




  かわさき自然調査団の活動
特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for nature Research and Conservation