生田緑地の管理についての現地協議 日時:2020/10/21(水) 13:00〜16:30 場所 生田緑地 2013年の指定管理者との現地協議マップの 1〜26 参加者 岩田臣生、岩田芳美 生田緑地整備事務所 今井所長、長澤、山本 生田緑地共同事業体 遠藤、木、小川 2004年(平成 16 年)にホタルの里整備事業が完了した後、同地区の予算化された管理は年1〜2回の草刈りのみでしたが、その草刈りが自然を保全する目的で行われるものではなく、 空き地管理としての草刈りであったために、野草の開花を楽しむ市民からの苦情を受けることになりました。 丁度、当該地区に生き残った生物の棲息環境を保全し、同時に、来園者が里山らしい景観を楽しむことができるようにすることを目的に活動を開始した水田ビオトープ班としては、 行政のシステムでは提供できない市民サービスを、NPOとして間に入って提供すべきと考えて、ホタルの里を含む谷戸の全域の草刈りを含む保全管理を行政に代わって行うことを、 当時、生田緑地を管理していた北部公園事務所と協議して、合議しました。 その後、水田ビオトープ班としては、生田緑地の自然(動植物)との出会いを楽しめる状態に維持するための活動として、ボランティアでの活動を継続しています。 2013 年(平成 25 年)に生田緑地に指定管理者制度が導入されたことで、仕事として日常的に維持管理する人たちが生田緑地に入ってきて、 また空き地管理的な活動を始めるのではないかと心配しましたが、第 1 期の指定管理者の担当者は、自然を保全する公園の管理を学びながら行いたいとして、 私たちに相談しながら、職員任せにしないで、担当責任者自身が活動していました。 しかし、第 2 期の指定管理者は管理業務を生田緑地の自然を殆んど知らない職員に任せる方法をとっていたため、園路際に咲き始めた野菊を引き抜いたり、辺りを刈ったりしてしまいました。 園路に面している土地は空き地ではなく、市民が自然を楽しむための舞台であり、そのための管理を、私たちは、日々行っています。 現在の指定管理者が生田緑地の自然や、これを保全する活動をボランティアで行っている私たちの活動を理解しようとしていないことについて、 前生田緑地整備事務所長が心配して、第 1 期の指定管理者が行っていたような保全管理活動についての現地協議を開催するように提案していました。 今回の現地協議は、この提案を受けての現地協議です。 既に、着任してから 2 年半が経過していますが、指定管理者が行うこと、行ってはならないことを確認してもらいたいと思い、引き受けました。 季節外れの自然観察をしながら、地域の歴史と水田ビオトープ班の活動説明で終わったような現地協議でした。 協議した事項は、指定管理者から報告があると思いますので、省きます。
かわさき自然調査団の活動
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