生田緑地の生物多様性保全活動

上の田圃の水漏れ補修、下の田圃の畦補強、など
日時:2020/11/19(木) 10:00〜13:00 
場所 生田緑地 梅畑広場〜上の田圃〜下の田圃、湿地地区
参加者 岩田臣生、岩田芳美、鈴木潤三、田村成美

11/17(火) の活動で上の田圃の上の段の水漏れを補修し、下の段の畦にあった水漏れを起こす可能性のある穴などを塞いで、数日後には湛水してくれることを期待していたのですが、 下の段の土嚢堰の下から、水が流れ出していて、湛水していませんでした。
今回の活動は、これを補修し、湛水させることが第一目的です。
堰の土嚢を全て外して、積み直しました。
何か変なものがいると言われて、見ると、ヤマトクロスジヘビトンボの幼虫がいました。
水が綺麗なことを示す指標生物で、通年湛水している谷戸の田圃では、棲息していて欲しい生物です。
堰下に溜まっていた水を排水しておいて、土嚢堰から漏れ出す水が無いことを確認しました。


また、上の段の土嚢堰も、下の方から水が出ていることが分かったので、この土嚢堰も積み直し、さらに畦側面の水漏れ穴も調べて、補修しました。



また、下の田圃についても、畦への泥上げを行って、補強しました。




田圃に引いている水の流量は多くはないので、水漏れが全て補修されていたとしても、湛水するまでには時間がかかります。
そこで、田圃下草地のカナムグラ刈りも行いました。



活動を終了した時には、ここまで水が広がっていましたので、湛水してくれると思います。


田圃地区の活動と並行して、梅畑広場のカナムグラ刈りも行いました。
生田緑地の雑木林の黄葉も少しずつ始まりました。

ノダケの若い実が別の花のようでした。

かわさき自然調査団の活動

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