生田緑地の生物多様性保全活動

谷戸のカナムグラ刈りと水辺保全、哺乳類調査定点カメラ回収など

水田ビオトープ班入団希望者のための活動案内
日時:2021/6/10(木) 10:00〜11:00 
場所 生田緑地 ピクニック広場〜萌芽更新地区〜ハンノキ林〜湿地地区〜上の田圃地区〜下の田圃地区〜ヨシ原地区
入団希望者 上路ナオ子
案内者 岩田臣生
久し振りに、平日に谷戸の活動をしたいという入団希望があったので、谷戸の自然観察を行いながら、水田ビオトープ班が行っている保全活動について、 現地を見ながら簡単に説明する活動を行いました。
水田ビオトープ班の活動は労働的な要素が入っているので、昔は、必ず、行って、相互理解の上で入団手続きを行うようにしていたのに、いつの間にか、忘れていたことに気づかされました。

木道脇で、ヤブキリ幼虫に出会いました。



谷戸のカナムグラ刈りなど
日時:2021/6/10(木) 10:00〜12:00 
場所 生田緑地 上の田圃地区(B06)、梅の木広場
参加者 岩田芳美、鈴木潤三、田村成美

いつものように、生田緑地整備事務所裏の倉庫前に集合しましたが、そこに、ジガバチの仲間がイモムシを抱えて、現れました。
イモムシは麻酔が効いていて、小枝のように見えましたが、蛾類の幼虫でしょうか。
事前に掘った穴は近くにあるのでしょうか。
後を追っている暇はありませんが、自分より大きな獲物を穴に運んで、産卵する場面を想像していました。




谷戸の湧水は涸れかけて、頼りない流れとなり、田圃は少しずつ涸れ始め、シュレーゲルアオガエル幼生は成仏したものも現われました。
そんな田圃の水漏れを少しでも防ぐ活動と、梅の木広場および田圃下草地のカナムグラ刈りを行いました。

入団希望者の上路ナオ子さんは、水田ビオトープ班の谷戸の活動についての説明を受けた後、早速、梅の木広場のカナムグラ刈りに参加していました。







梅の木広場も、真夏を思わせる日差しが照り付けていました。
スジグロシロチョウが、ハルジオンで吸蜜していました。
広場の端の葉上にあった野鳥の糞に、キマダラセセリが来ていました。







モニ1000里地調査中大型哺乳類調査定点カメラ回収
日時:2021/6/10(木) 11:00〜12:00 
場所 生田緑地 
参加者 岩田臣生

5 月初めに設置した定点カメラを回収しました。
また、城山下谷戸の水辺の状態を調べに行きました。
谷戸の案内をしながら、水辺の状態を見て、各所の水が涸れ始めていることが気になっていましたが、城山下谷戸の湿地も水涸れを起こしていました。
スジグロボタルは、1匹しか見つかりませんでしたが、これは出現期が終わっていたということだと思います。。
周辺では、オオバジャノヒゲが花盛りでした。






湿地地区の植物保護と水辺保全
日時:2021/6/10(木) 12:00〜13:00 
場所 生田緑地 湿地地区
参加者 岩田臣生、岩田芳美

湿地地区の保全目的である植物を覆いだしたミゾソバなどを除草する活動を行いました。
根元付近は湿地状態になっているので、足の置場を考えながら、転びそうになりながらの作業になりました。
湿地地区上のベンチで休んでいたら、ヤマサナエが飛んできました。

かわさき自然調査団の活動

特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for Nature Research and Conservation