生田緑地の生物多様性保全活動

ハンノキ林上の池の泥上げ
日時:2021/10/21(木) 10:00〜12:00 晴
場所 生田緑地 ハンノキ林上の池
参加者 岩田臣生、鈴木潤三、田村成美、井口 実

この日は、谷戸のハンノキ林上の池の泥上げを行いました。
すっかり、泥が溜まってしまいましたので、水深を深くしておくことにしました。
カワニナや、トンボのヤゴを、泥と一緒に放り投げてしまわないように、落葉の下などに隠れている生きものを手網で掬い出すことから始めました。
調査というより、避難させるための採集でしたが、ホトケドジョウが多数採集できました。
アメリカザリガニは小さいものが、5匹だけでした。



この池は擂鉢状になっているため、水辺に泥を上げることができません。
そこで、今回は外周に近い所に、生きものの往来が容易な土留めを設けて、その外側に泥上げができるようにすることにしました。
材料は、竹林に生えているモウソウチクを伐り出しました。
土留めの支柱は、1mほどの長さの細目のモウソウチクを使い、残りの竹を 4分割して、これを支柱に絡めただけの土留めです。


土留めをつくったら、直ぐに、泥上げにかかりました。






湧水が殆んど止まっている状態でしたので、この日の活動は、泥上げしただけで終了としました。

かわさき自然調査団の活動

特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for Nature Research and Conservation