生田緑地の生物多様性保全活動

ハンノキ林西の池の泥上げ
日時:2021/10/26(火) 10:00〜14:00 曇後晴
場所 生田緑地 ハンノキ林西の池
参加者 岩田臣生   

ハンノキ林西の池は、昔、北部公園事務所の職員の皆さんが、トンボ池として掘った池だと聞いています。
その堰堤が崩れて、池の状態になっていなかったので、2013/11/7(木)に、落枝などを集めて、堤をつくる活動を始めました。
管理目標は、カワニナが棲息する池としました。
最近、数年間は泥上げを充分に行っていませんでしたので、今回は、ウエイダーを履いて、生きもの調べも、泥上げも行って、越冬できる深さの池にしたいと思いました。


水深が非常に浅くなっていましたので、生きものが残っているのか不安でしたが、水面を撫でるように網で掬ったら、カワニナ、ホトケドジョウ、オニヤンマ幼虫、サナエトンボの仲間の幼虫、 ヤマトクロスジヘビトンボ幼虫、クロセンブリの仲間の幼虫などが採集できました。

採集した生きものをバケツに保護しておいて、池の泥上げを始めました。
周辺からは、ヒヨドリの声が聞こえていました。
泥上げ後に調べた生物は次の通りでした。
カワニナ           210
オニヤンマ幼虫        5
サナエトンボ幼虫       5
ヤマトクロスジヘビトンボ幼虫 3
クロセンブリの仲間 幼虫   2
ホトケドジョウ        11




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