生田緑地の生物多様性保全活動

萌芽更新地区下の園路沿いのアズマネザサ刈りなど
日時:2022/1/13(木) 10:00〜12:00 晴
場所 生田緑地ピクニック広場下地区 A18
参加者 岩田臣生、岩田芳美、田村成美

今回は、下図 ピクニック広場下地区(A18)の赤斜線部で活動しました。

図. 本日の活動範囲(赤斜線部)

ピクニック広場下地区について、1/6(木)の活動で残してしまったアズマネザサ刈りや低木の萌芽更新目的の伐採を行いました。
園路西側は専修大学の敷地境界までですが、2018年2月から、アズマネザサのヤブを刈って、草地にする活動を少しずつ進めてきました。
そして、昨年は、数本のヤマユリやアザミも楽しめるようになりました。
アズマネザサの勢いは簡単に止まるものではありませんので、続けることだと考えています。
今まで気が付きませんでしたが、アズマネザサなどに絡みついて、ハンショウヅルの種子が冠毛を輝かせていました。 ここでは、止むを得ず伐ってしまった茎もありましたが、ピクニック広場東階段山側だけでなく、ここにも分布していることが確認できました。
マンリョウが赤い実をたわわにつけていました。
園路東側の平坦な場所は、昔は、ツルツルの裸地でしたが、少しずつ草が生えるようになって、最近はヤブミョウガが優占して、アズマネザサが疎らに生えています。
ここはやや湿った場所になっていて、アズマネザサを刈ったら、冬緑性のシダ植物であるオオハナワラビが胞子葉を見せてくれました。
周囲の高い樹木の梢では、ヒヨドリなどが叫んでいて、近くの茂みでは、メジロ、アオジ、シロハラなどの声がしていました。
また、片付け始めたら、キジバトが飛んで来て、園路脇の樹木に止まりました。












今朝の階段デッキの手摺には、ナミスジフユナミシャク(メス)が見られました。



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