生田緑地の生物多様性保全活動

中央広場北側地区南端のシラカシ伐採
日時:2022/2/15(火) 10:00〜13:30 曇
場所 生田緑地 中央広場北側地区(A26)
参加者 岩田臣生

中央広場北側地区の雑木林は、中央広場を訪れた市民に、ヤマツツジが咲く管理された雑木林を見てもらいたいと思って、保全管理をしている雑木林です。
管理されていることで、活力が高まったためか、ここの老コナラはカシノナガキクイムシの侵入を免れていました。
しかし、昨年、一本にフラシが見つかりました。
よく見ると、直ぐ南側に、直径 20cm超のシラカシが枝葉を広げていました。
これは伐採しなければと思いましたが、その時の中央広場には人が多かったので、冬の寒い時期に伐採しようと考えました。
そして、博物館施設の休館日にしようと思っていたのですが、この日になってしまいました。
小さな子どもを連れたお母さん 5〜6人のグループがやって来て、近くのテーブルベンチを使っていましたが、 「危ないから近くには来ないでね」と、近くに来た幼児に一声かけただけで、覗きに来ることもなく、全く問題ありませんでした。
流石に、伐倒する時は、絶えず注意をし続けていましたが、繁った枝葉がクッションとなって、静かに倒すことができました。
ただ、最近伐採している枯れコナラと異なり、枝葉の量が多くて、これを伐り落として片づける作業は大変でした。
この日は、何年も前から気にしていたことを片づけることができました。
この一本を伐採しただけで、コナラ林はすっかり明るくなりました。







中央広場香りの園には、ロウバイが咲いていました。

かわさき自然調査団の活動

特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for Nature Research and Conservation