ハンノキ林内のミズキ伐採、アズマネザサ刈り 日時:2022/2/22(火) 10:00〜13:30 晴 場所 生田緑地 ハンノキ林地区(A07) 参加者 岩田臣生、岩田芳美 ハンノキ林は、植生遷移の過程で一時的に出現するものだそうですが、その状態を保全しようという活動を 2006年末の樹木調査から始めて、継続してきました。 それは、この林床の水辺に棲息する生きもが生き続けてくれることを願うからです。 この保全活動の基本は、陸地化を止めて湿地を広げること、ハンノキの生育のために林内を明るくすることだと考えています。 今回は、ハンノキ林内のアズマネザサ刈りを行っていなかった (A07-09) 地区の木道沿いのアズマネザサ刈りを行いました。 ハンノキ林にはハンノキ以外の樹木も生育していて、樹木の密度が高くなっていることも、ハンノキの活力低下につながっていると思われますので、これらを間伐して明るくすることも必要と思います。 今回は、ハンノキ林内の (A07-04)地区に生えていたミズキを伐採することにしました。 胸高直径は 20cm程度でしたので、これなら容易いと思いましたが、一応、ローププーラーを用意して、一人伐倒を行いました。 しかし、樹高が高く、樹冠がお互いに絡み合っていることを見落としていました。 このため、地面に倒すまでには、時間もかかり、大変でした。 また、直径 10cmほどのミズキ?も、作業の都合で伐採しました。 無い方が良い高木種は、小さいうちに除伐すべきと思いました。 林床の日溜まりには、早くも、ジロボウエンゴサクやツボスミレの葉が見られました。 ハンノキの梢では、雄花序が明るい色に変わっていました。 |