ハンノキ林内の高木伐採 日時:2022/3/8(火) 10:00〜12:00 曇 場所 生田緑地 ハンノキ林地区(A07-04) 参加者 岩田臣生、伊澤高行 ハンノキ林保全要件の一つは、林床を明るくすることだと思います。 現在のハンノキ林は、1980年頃の調査報告を参照すると、オニスゲーハンノキ群集だったようです。 オニスゲは、明るい場所でないと繁茂しない植物です。 湿地地区(B05)における活動を通して、オニスゲとミヤマシラスゲの分布、ハンノキの発芽などから学習しました。 オニスゲが繁茂できる明るさが必要であるとすれば、この場所には無くても良い樹木は人為的に排除して、明るくすることを優先しても許されると考えました。 そこで、ハンノキ以外の高木(胸高直径 20cm) 2本を伐採しました。 今回は伐採材の片付けは少し残してしまいましたが、片付けは一人でも可能です。 林床に繁茂しているミヤマカンスゲが開花しました。今年は、遅い開花です。 ミヤマカンスゲに覆われていない隙間には、ジロボウエンゴサクが発芽してきました。 梅の木広場のアズマネザサ刈り 日時:2022/3/8(火) 10:00〜12:00 曇 場所 生田緑地 梅の木広場(C02) 参加者 岩田芳美 梅の木広場の柿の木の下のアズマネザサ刈りを行いました。 活動を始めたばかりの頃は、元の地主さんが、ウメやカキのために、草刈り機で刈ってくれていましたが、行政管理になってからは、殆んど、管理されなくなり、伐採材などの置き場所にされています。 ウメやカキの園地については行政任せにしていますが、広場部分については、踏まれる地面に育つ植物を観察できる場所として管理するようにしています。 アズマネザサは場所を選ばず繁茂してくるので、必要と感じた時に刈るようにしています。 梅の木広場のウメもやっと咲き始めていました。 野鳥班が、生田緑地定例野鳥調査のため、梅の木広場を通りました。 今冬は野鳥の餌となるものが少ないようで、マンリョウの実も早くになくなっていました。 活動中に、階段の陰に赤い実を見つけましたので、野鳥が見えるように引き出しておきました。 フキノトウが顔を見せ始めていました。 田圃の下の段が湛水していませんでした。 幸い、アズマヒキガエルは未だ集まっていませんので、明後日、木曜日には、水漏れ補修をしたいと思います。 |