湿地地区の水辺保全、ピクニック広場のトモエソウ保護 日時:2022/4/5(火) 10:00〜13:00 曇一時小雨、後曇、後晴 場所 生田緑地 湿地地区(B05)、ピクニック広場(A05) 参加者 岩田臣生、岩田芳美 前日の降雨量は多かったようで、水流の流量が多くなっていました。 湿地地区で復活させ、保護してきた植物の発芽を確認したかったのですが、水辺には、オオミゾソバ、オニスゲ、ミヤマシラスゲなどが観察されたものの、目的の植物は見つかりませんでした。 今回は、スコップとジョレンしか持っていませんでしたが、湿地地区の 2〜3 段目について、攪乱を行って、水面を広げることを行いました。 泥を掘ると、ケラが現れました。 大きさは 3cm程で、今回は全部で 5匹も土中から掘り出してしまいました。 日が射し始めてから、休憩しようと水辺から上がって、草地に腰を下ろしたら、越冬していたルリタテハが飛んできて、陽光を受けていた荷物の上に止まりました。 また、辺りでは、ビロードツリアブなどが忙しそうに、活動していました。 植木鉢で発芽させたクヌギや、ヤマザクラを育てるために植えた苗木畑には、目印に籾殻を撒きました。 カナムグラが沢山発芽していました。 湿地の泥の中には腐植質が多いためか、ミカドガガンボのような大型のガガンボの幼虫も見つかりました。 1段目の竹林側端部までは、水面を広げようとはしていませんでしたが、大雨時の染み出しが繰り返されて、小さな水溜まり状の流れができていたようです。 周辺の雑木林の中ではヤマザクラが咲き誇っていました。 3/29(火)に手を入れていた竹林下水流の状態を点検し、池の水漏れを補修しました。 ピクニック広場のトモエソウが発芽し始めました。 トモエソウの保護については、種子を採取して、プランターで発芽させたものを戻し植えるという方法を試しています。 |