生田緑地の生物多様性保全活動


今朝の西口トイレで、カミさんが撮影してきた蛾は、何という蛾でしょうか。


生田緑地整備事務所の外壁には、シャクガの仲間や、アオジョウカイがいました。


ホタルの国は今年も閉鎖管理することになりましたので、そのための門扉が設置されました。


上の田圃の代掻き
日時:2022/5/19(木) 10:00〜12:00 晴
場所 生田緑地 上の田圃
参加者 鈴木潤三、田村成美、上路ナオ子、井口 実

上の田圃の代掻きは、第 1 回を 4/21(木) に行いました。
しかし、上の田圃の下の段は、まだ田圃の土といえるような状態にはなっていませんので、2 回目の代掻きをを5/12(木)に行いました。
これでも十分田植えはできますが、生きもののための田圃としては、下の田圃のような湿田を目指したいと考えています。
今年は、余裕があるので、下の段については 3回目の代掻き(攪拌)を行いました。






ある程度、攪拌できたところで、田圃下草地のカナムグラ刈りを始めました。
今なら、簡単に抜き取れるのです。




谷戸のセリバヒエンソウ駆除、カナムグラ刈り
日時:2022/5/19(木) 10:00〜13:00 晴
場所 生田緑地 ピクニック広場、梅の木広場
参加者 岩田芳美

成長を始めていたカナムグラを引き抜きながら、所々に残っていたセリバヒエンソウを駆除しました。


草地には、アカサシガメがいました。

サトキマダラヒカゲや、ツマグロヒョウモン(メス)が観察できました。


あちこちの様々な植物に、同じハバチの幼虫がいました。植物の選り好みが無いようです。
昨年も、ツリフネソウの葉で見つけて、写真を撮りましたが、種名は分かりませんでした。


下の田圃と周囲のヨシ刈り、湿地地区の水漏れ補修など
日時:2022/5/19(木) 10:00〜13:30 晴
場所 生田緑地 下の田圃地区、湿地地区
参加者 岩田臣生

下の田圃の奥のヨシが生えている場所は、2004年に、田圃をつくるためにチゴザサの根を掘り取っていた時に、そこから出てきたミカドガガンボの幼虫を保護した場所です。
また、沢の水の水温を少し上げてから田圃に入れるための水路を設けるための工夫として残した区画です。
下の田圃の代掻きは、5/12(木)に、田圃の中のヨシや、ミゾソバを除草しながら行いました。
今年は、まだ草は繁っていませんでしたので、代掻きはしなくても良いと思いましたので、この区画周りの水路沿いのヨシ刈りと泥上げを行いました。






土嚢堰も手を入れておいた方が良いと思いますが、それは、里山の自然学校の子どもたちの田植えが済んでから行うことにして、田植え前の田圃の準備は済んだと思います。
次は、ホタルの国の準備ですが、木道沿い 2m程の範囲のヨシ刈りです。
伸び始めていたコバノカモメヅルを刈らないように気を付けながら、刈りました。
ヒゲナガハナノミ(オス)がヨシの葉裏にいました。





全員で休憩して、解散しておいて、湿地地区の水の状態を観にいきました。
区域に入った水が 2段目の途中で水漏れし、保護している植物の所まで届いていませんでしたので、この水漏れを補修しました。
ツマグロヒョウモン(メス)が、ミゾソバの葉上に来ていました。

帰り道のハンノキ林で、木道端に飛んで来たシオヤトンボ(メス)を観察しました。
ハンノキ林の水辺が明るくなったためと思います。

萌芽更新地区下の園路で、面白いハナグモを観察できました。


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