生田緑地の生物多様性保全活動


ホタル・ランタンづくりの準備、谷戸の水辺保全など  
日時:2024/5/23(木) 9:00〜12:00 曇
場所 生田緑地 竹林地区、ヨシ原、城山下谷戸合流部
参加者 岩田臣生、伊澤高行、田村成美、鈴木潤三(10:00〜12:00)

生田緑地整備事務所裏の材木の上に、ヨツスジハナカミキリがいました。


●ホタル・ランタンづくりの準備(モウソウチクの伐り出し)
場所:竹林&竹林下地区
今年のホタルの国では、久し振りに、ホタル・ランタンを立てようということになりました。
ただ、今までは、懐中電灯と空きペットボトルを使っていましたが、このタイプの懐中電灯の替え電球が入手できなくなっていました。
再開するのであれば、新たな光源を探さなければなりません。
そのことを、日比谷アメニスの木さんに相談したところ、非常に小さな光源を見つけてくれました。
そこで、今年は、改めて、ホタル・ランタンを設置することにしました。
人口155万人の大都市の市街地の中の都市公園にゲンジボタルが棲息していることは凄いことだと思います。
そのホタルの光の舞を楽しんでもらうための設えだと思います。
ホタル・ランタンのデサインについては、これから考えたいと思いますが、今までと同様に、太いモウソウチクで考えたいと思いましたので、 材料としてのモウソウチクを用意しておくことにしました。
その材料を、今回の活動で採取することにしました。
採取場所は、谷戸の竹林です。
まず、竹林下のアズマネザサやアオキを除伐して、ホタル・ランタンづくりを行えるスペースをつくりました。
それから、適度に太いモウソウチクを伐採し、1.5m程の長さのものを15〜16本つくりました。
ランタンとしての細工や、現地に立てる活動は、来週行うことにしました。




竹林下水流の水漏れも、補修しました。


●ヨシ原地区の池の泥上げ
ヨシ原の池の泥上げも、年1回は必要と考えています。
池の泥上げを行って、中央水路から取水した水路に溜まっていた泥を上げて、池に水を入れました。








●城山下谷戸合流部の水辺保全、セリバヒエンソウ駆除など
稲目谷戸右岸の水流が、一部分ですが、水涸れを起こしていましたので、補修しました。
合流部から漏れ出していた水を止めるための活動を行いました。
この日は、スジグロボタルを見つけられませんでした。
セリバヒエンソウを見つけて、駆除が始まりました。




●上の田圃下草地のカナムグラ抜き
田圃下草地のカナムグラ抜きも行いました。

帰りに上の田圃を見たら、畦の上に、シマヘビがいました。
今年は、シュレーゲルアオガエルの大合唱が聞かれません。
どうしたのでしょう。


かわさき自然調査団の活動

特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for Nature Research and Conservation