ハンノキ林上の池の泥上げなど 日時:2024/11/14(木) 8:30〜12:00 活動参加:岩田臣生、田村成美(9:00〜)、鈴木潤三(10:00〜) 場所:生田緑地 ハンノキ林 気温の変化によるものか、ハンノキ林上の池の辺りは、一面に落葉が広がっていました。 この落葉が水底に沈む前に、ハンノキ林上の池の泥上げを済ませておきたいと思ったので、間に合ったと思いました。 この池の泥上げは、暫く、行っていなくて、水質が悪化しているように感じていたのですが、腰の状態が良くて、ウエイダーを履く気持ちにならないと活動できません。 土砂に埋まってしまった西の池の泥上げを行ったことで、ウエイダーを履く活動に対する抵抗が薄れたのだと思います。 この泥上げを楽しめる状態になっていました。 活動は、この池から水が出る辺りの泥上げから始めることにしました。 この辺りのミヤマシラスゲは、まだ青々と繁茂していたので、流れ出した水流については、次回以降に手入れを行うことにして、 ハンノキ林上のデッキの下に溜まった泥上げから始めました。 デッキの下には、萌芽更新地区の方向から、僅かですが、水が流れてきていました。 そこから、デッキ沿いに溜まった泥を池の岸辺の斜面に向けて、放り投げていきました。 溜まっていた泥は、底の方は、塊りとして掬えるので、力は必要なものの、スコップで、遠くに投げることが可能でした。 しかし、水面に近い泥は、泥水に近く、スコップでは、岸辺の斜面まで届かず、途中でかなり散ってしまいました。 そのため、ミヤマシラスゲが生えていた岸辺は降った泥に覆われてしまいました。 しかし、量的には少ないので、春になれば、新芽が出てきて、岸辺に繁ると思います。 所々に、カワニナが見つかりましたが、これは、泥上げを済ませた所に沈めました。 また、2匹のアメリカザリガニが現れましたが、これは駆除しました。 前回活動した西の池の状態を観に行きました。 この日は、シジュウカラ、ヤマガラなど、小さな野鳥が、西の池の周辺で飛び交っていました。 ハンノキ林(A07-08)地区の水流の手入れも行いました。 今年復活したアケボノソウの花期は終わったようです。 今までのアケボノソウを観察していると、適度に明るい木蔭で、常に新鮮な水が供給されるような湿土の場所がイメージされます。 ハンノキ林の林床の数ヶ所で、この環境の場所をつくっておいて、そこに採取した種子を播種してみようかと思います。 応援してくれる人は、ご連絡ください。 宜しく、お願いします。 |
かわさき自然調査団の活動
特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for Nature Research and Conservation