日時 11月30日(日)10:10〜13:00 場所 生田緑地菖蒲池南斜面(A20) 参加 雑木林を育てる会/ 白澤光代 かわさき自然調査団水田ビオトープ班/ 大隅賢二、下口達夫、前田宏、(名前非掲載希望者1名) 川崎市北部公園事務所/堀江洋、山口泰民、鈴木修司 市民部会事務局/岩田臣生、岩田芳美 参加者10人 生田緑地は紅葉の季節を迎え、大勢の来園者がカメラを手に散策を楽しんでいました。 この日の活動場所は菖蒲池南斜面(下の写真の斜面)です。 低木層は殆どアオキの純林といった状態になっていました。 その斜面の裾の園路から少し入ったところに伐採したアオキを積むための杭を、予め、川崎市北部公園事務所に立ててもらっておきました。 この区域で伐採したアオキは区域外には出さずに、ここに積んでおきます。 市民部会の活動については広報が不充分だと感じています。 作業中心の活動の際に参加者が少ないと、どこまでやり切れるか不安になります。範囲は狭くても、ある程度の目的を達成することが楽しい活動につながります。 この日は、所謂ドタキャンが2人出て、北部公園事務所からの参加が無ければ7人での活動となるところでした。 勿論、人出の多い時期の日曜日ですから、しかも、この様な目立つ場所ですから、行政の参加は不可欠だと思いますが、3人で参加してもらえることを感謝しています。 但し、ここに棲息する生物に対しては大きな環境変化をもたらさないことが大切だと考えています。 人数が足りないと感じるぐらいの方が良いのかも知れません。 今日の活動予定について説明した後、直ぐに活動を開始しました。 実は、アオキを知らない人も1人いましたが、低木層は殆どアオキだけで問題にはなりません。ただ、アオキについての一面的な印象を強烈に与えてしまったかも知れません。
次の写真の様に、斜面の裾、園路から少し入ったところに伐採したアオキを積むための杭を立ててもらいました。
集合したところで今日の活動予定について説明し、早速開始しました。
アオキの群落の外周部分には、発芽したばかりのアオキが多数見られました。 モヤシのように種子を被った状態のものもありました。これらも抜きながら作業を進めましたが、概ね400本ありました。
途中で1回休憩し、用意した柿を食べ、お茶を飲んで戴きながら、作業をしてきた斜面を眺めると、「もう、こんなに伐ったんだ」、「気持ちのいい景観になりそうだ」という思いがわいてきます。斜面のアオキは凄い勢いで減少していました。
活動中に、紅葉を見に来園した人たちが立ち止まって、私たちの活動を見て、何をしているのかと眺めている姿が何度も見られました。
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特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for Nature Research and Conservation