日時 2009年6月9日(火)10:00〜12:00 曇 場所 生田緑地萌芽更新地 参加 かわさき自然調査団植物班/吉田多美枝、佐藤登喜子、谷口紀美代、吉留憲子、武久春美、佐崎藤子 生田緑地の雑木林を育てる会/白澤光代 市民部会事務局/岩田芳美、岩田臣生 参加者人 9人 前回やり残した萌芽更新地のモニタリングを植物班の協力を仰いで実施しました。 植生管理のモニタリングは、植生管理を実施した人が調査し、評価し、植生管理を考え、実施することができるようにしたいという目論見でした。 しかし、多少植物について知っている人でも、発芽したばかりの植物の同定は難しく、余り植物を知らない人がモニタリングを実施するのは困難です。 植生管理を評価し、計画することを可能にするためのモニタリングを市民部会として実施することについて、 また、萌芽更新地を里山として管理された雑木林にするための方法について、植物班の吉田班長と市民部会事務局の岩田は意見交換をしていました。 この日のモニタリングは草本層のみとしましたが、92種が確認されました。 ほぼ全域を覆っている最優占種はアズマネザサです。 次いで90株以上あった種は、タチツボスミレ、チヂミザサ、ミツバアケビ、ミヤマナルコユリ、ホウチャクソウ、マユミの6種でした。 逆に1株しか見つからなかった種は、イヌツゲ、イボタノキ、ウグイスカグラ、オニタビラコ、クサイチゴ、コバノカモメヅル、ゴンズイ、サジガンクビソウ、ナンテン、ハルジオン、ハンショウヅル、ヒメジョオン、ヒヨドリバナ、ホタルブクロ、マムシグサ、マルバアオダモ、モミジ、ヤツデ、ヤマノイモの19種でした。 帰り道、ピクニック広場でブタクサ、セイタカアワダチソウを見つけて、選択的草取りを始めてしまいました。 |