日時 2009年7月12日(日)10:00〜13:00 曇のち晴 場所 生田緑地 講師 吉田多美枝(かわさき自然調査団植物班班長) 参加 浅井トモ子、小沢千恵子、勝田佳代子(麻生区市民健康の森)、川床邦夫、広瀬益朗、渡辺恵司 かわさき自然調査団植物班/佐藤登喜子、吉留憲子、佐崎藤子、前田 宏、村井正蔵 かわさき自然調査団水田ビオトープ班/尾形達也、佐藤利奈、雛倉正人 北部公園事務所/堀江 洋 事務局/岩田臣生 参加者17人 自己紹介をしてから活動開始。 北部公園事務所前のプランターにミズキの実生がでていた。 ミズキに1月ほど遅れてクマノミズキが咲く。ミズキが2度咲いているのではない。 【リョウブ】リョウブの花が咲いていた。リョウブの新芽はリョウブ御飯にする。香りがいい。「リョウブ飯」という。 【クリ】 クリの葉のノギ(鋸歯)を陽に透かして見ると先まで緑色をしている。ノギにも葉緑素がある。クヌギは白く透明。 クリのイガは萼(がく)です。 雑木林が自然林だと思っている人も多いが、雑木林から薪や炭、落葉などを得て生活していた時代に人に利用されることで形成されていた樹林です。 農家が自分の利用目的で植えて管理してきた林で、利用されなくなって放置されると元の林にもどってしまう。 生田緑地の目指しているのは「里山=雑木林」ということです。 ということは昔の人が自分たちの都合で使っていたように管理していけばいいのだと考えられます。 【ミズキ】これは4年目ぐらいのミズキです。葉は互生です。1年目、2年目と枝を四方八方に出しています。 木の形は阻害されずに育ったものは参考になります。 【イヌザンショ】サンショに似ていますが、葉が互生に出ています。料理には使いたくない匂いです。 雑木林で時々見られますが、生田緑地では多くありません。 【エノキ】雑木林でよく見られます。葉が歪んでいます。(左右対象でない)葉の先端の葉脈が曲がっている。 葉の付け根から出る葉脈が目立つ。 枝分かれしているところが鞍のようになっている。 【エゴノキ】木肌が黒くて、皺(しわ)がある。 実がなっている。唐笠のこまのところに使われていた。 エゴサポニンは魚をしびれさせて捕るのに使われていた。 春に白い花が咲く。花びらは4〜6弁で一定していない。 雑木林に似合う木です。 【ムクノキ】これがムクノキです。ムクノキの葉の表面には非常に細かいガラス質の凹凸がある。 桐のタンスなどの仕上げに使われていた。雑木林の木です。成長が速くて、生田緑地にも多い。 【ケヤキ】古い屋敷や街道に生えている。木肌が雲形に剥がれる。これも雑木林に多いです。 【コナラ】雑木林の木といえばクヌギ、コナラです。 コナラの木肌には白い縦線が入っています。古くなると溝が深くなってクヌギに似てくる。 【ミズキ】クマノミズキは葉が対生です。葉が対生だと枝が対生になる。 これは、葉が対生かどうか分かりにくいのですが、枝は対生ではありません。ですからミズキになります。 ミズキはコケシの材料に使いました。肌が白い。 ミズキの枝はこんな感じででています。 【ヤマグワ】雑木林の外側でよく見られる樹木です。 ヤマグワは大きくなるので、雑木林に生えてくるのは望ましくない。 萌芽更新のための伐採をすると明るくなるので、ヤマグワが入ってくる。 ヤマグワにミスジマイマイがいくつもついていました。 【キブシ】雑木林の林縁に生えます。2月頃から蕾が膨らんで、かわいいので皆さん好きだと思います。 この実を潰すとタンニンが多く、黒くなるのでお歯黒に使った。お歯黒を染めていた時代には優先的に植えていたかも知れません。 今、エノシマキブシと言われる、八丈あたりから来たという房の長いキブシが増えています。 ここにはワルナスビが沢山出ます。時々見かけたら抜きます。帰化植物です。 生田緑地は帰化植物が少ないのですが、入りだすと強いので増えてしまう。 雑木林も手入れをしないと侵略されてしまう。 雑木林らしいところに入ってきました。 これらは全部コナラです。 【ヤマザクラ】それから雑木林でよく出てくるのがヤマザクラです。綺麗なので意識的に残したかも知れません。 【クヌギ】ここにクヌギがあります。コナラのような白い筋がありません。 クヌギは成長が速いので、真っ直ぐ伸びているものが多い。 【イヌシデ】それから雑木林でよく見られるのがイヌシデです。 クヌギやコナラの襞が深くつくのは表皮の内側のコルク層が厚いからです。 この辺は皆、コナラですね。 【アカガシ】この奥に常緑樹があります。アカガシです。カシ類の中で一番材質が硬い。木刀をつくりました。 商人の家で玄関に心張り棒をかけましたが、アカガシを使っています。天秤棒にも使いました。 雑木林には似合わない樹木です。林床に何も育たないし、他の樹木が侵害されてしまう。農家は木刀をつくりません。 冬でも成長しますから落葉樹に勝ってしまう。 材質が紅い。葉の縁に鋸歯が無い。葉柄が長い。 生田緑地は里山として使われたことが余り無い。 【ヒサカキ】林の中に低木としてヒサカキが生えます。 里山として使われていた時には全部伐られていました。伐っても伐っても生えてきます。 関東地方では榊としてこれも使っていますが、本来は榊(サカキ)を使います。 雑木林には似合わない木です。 【ニシキギ】これは雑木林の林縁によくあります。 私たちが庭でよく見るニシキギは枝に翼(よく)が出ています。幅が広いです。それは園芸用に幅が広い種類を選別して育てているので、野生のものは殆ど出ません。 この翼(よく)が無いのをコマユミと呼んでいますが、この辺ではコマユミは使っていない。 翼が無いように見えても、よく探すとどこかに翼があります。 【アカガシ】ここにアカガシがあります。 葉の縁をみてください。鋸歯(きょし)がありません。柄が長いですね。葉が枝の先端にまとまってつく。 葉は互生しています。 雑木林が良かった時代は農家の人たちが使う目的で山を管理していたので、ササは邪魔だから取っていました。 この辺りのササはアズマネザサですが、全部刈り取っていました。 ...(クヌギの枯枝を拾って)... これがクヌギの葉です。乾いてしまっていますがノギ(鋸歯)の部分が透明です。 さっきのクリの葉と比べてみましょう。こんなに違います。クリの方は端の方まで葉緑素がいきわたっています。 見分け方はいっぱいありますが、同じような部位の葉で比べて戴かないといけませんが、自分なりの見分け方を持つことが大切です。 【シラカシ】先程、カシ類の話の中でシラカシというのが出てきましたが、これがシラカシです。 川崎では東高根森林公園のシラカシ林が有名で自然林といわれていますが、実は、ここに住んでいるYさんの先々代くらいが植えたらしいのです。 ある時、林の中に道をつけてしまいました。保護しているのにどうして道をつけてしまったのだと批判がありました。 先日、そこで観察会をしたので、どうなったかと思ったら、ありませんでした。 方々から批判の声があったので、道を壊して、元通りにしたのだと思います。 生田緑地のメタセコイヤ林についても、あれは植栽だから伐ってしまえと言っている学者さんもいますが、既に風景に馴染んでいますし、 私は広場は自然ではないと思っていますので、あのままでいい、生田緑地の景色になっている。 育った樹木を、こんなものいらないよとはいえないと思います。 この辺りでは樹林を放置しておくと最後にはシラカシ林になるといわれています。 実生が出易い。 シラカシの特徴は、そんなに白くはない、細長い、鋸歯はあるが古くなるとなくなってしまう。鋸歯はあったり、無かったりします。 【ゴンズイ】これがゴンズイです。雑木林の林縁や少し中に入ったところにあります。 役に立たないからゴンズイ。使い道は無いのですが、秋になると皮が赤くなって、中から赤い実が出てくる。 如何にも雑木林という感じがする。有用では無いけれど綺麗です。 育ちが遅い。雑木林にあっても邪魔にはならない。 【ムラサキシキブ】実が上に向いて付いている。 秋になると実が紫色になる。花も紫色でした。これも林縁に多い木です。 邪魔にならないで風情がある木は雑木林に似合う木だと思います。 キブシとか、ムラサキシキブとかは雑木林に無いとつまらない。 【ツリバナ】これも雑木林に似合う木で、出会うと楽しくなる木です。実がぶら下がっています。 ツリバナには種類が沢山あります。これは単なるツリバナです。 秋になると実が割れて、皮が赤くて、中の実が赤くなります。雑木林に似合う木です。 比較的日当たりのよい林縁が好きです。 【アラカシ】これも雑木林に入ってきています。葉の半分ぐらいまで鋸歯があって、その下の方は何も無い。 葉脈が飛び出している。大木になります。常緑樹なので、雑木林には似合いません。 【ヒイラギ】鋸歯が鋭いので節分の時に鰯(いわし)の頭をヒイラギの枝に刺して玄関に飾ったのは鬼にお前も刺しちゃうぞといったらしい。 全ての葉に鋭い鋸歯があるわけではなく、古い枝から出た葉には鋸歯が無いようです。 雑木林には似合わない樹木ですが、雑木林には多く見られます。 【コバノガマズミ】今、実がなっています。雑木林ではよく見られます。 【マユミ】雑木林の林縁によく見られます。東高根森林公園にはマユミの大木があって、いい感じです。 オスの木とメスの木が別になります。実は秋の終わりにピンク色になります。 木の肌に縦皺(たてじわ)が入っています。葉がフジのように1枚の葉ではなくて、この一つ一つが1枚の葉です。 葉の根元には芽がある。葉が対生なので、この芽が伸びた枝も対生になる。 【マテバシイ】南方の植物ですが、生田緑地でも実生のマテバシイが見られるようになりました。 葉は中央より先で太くなっている。 古くなった木の葉は小さい、芽をだしたばかりの頃の葉は大きい。植栽です。 【ケヤキ】ケヤトも植えたものです。 ...(休憩)... 【シデ類】シデ類は、生田緑地にはイヌシデ、アカシデ、クマシデがありますが、幹の地肌で区別するのは困難です。 葉で区別しますが、イヌシデがあったという理解でいいと思います。イヌシデが一番多いのです。 葉の表面とか、葉柄、枝先、今年の枝の先に毛があるとか無いとかで区別する。 クマシデは葉が大きい。アカシデの葉は小さくて、先を見るとかあるのですが、雑木林を問題にする時には「シデ」でいいと思います。 その隣にクヌギがあって、コナラがあって、今まで見てきた木が全部並んでいる感じがします。 【ヤマザクラ】ヤマザクラは一般に横の縞があって、何となく輪を被せたような感じがします。 結構シラカシは芽が出るのが多くて、実から発芽したのが沢山あります。 ですから、放っておいたらいつの間にかシラカシになってしまうというのは想像がつくと思います。 ですから、雑木林を残したいと思ったらシラカシなど常緑樹は邪魔になります。 常緑樹の森は暗いので、明るい雑木林の里山でいこうと方向づけたと思います。 ここにアサダがあります。植えられたものと思うのですが。 【アワブキ】アワブキも雑木林に似合う木です。 林を見てもらうと分かるのは、クヌギもコナラも全部同じ高さになっています。(高木層) 中くらいの高さの木が常緑樹だけになっています。 こうなると、この下には何も生えなくなってしまいます。ですから余り良い形ではありません。 中くらいの木(亜高木層のクヌギ、コナラ)が無いと一斉に倒れて、後は何も無いということになる。 【ヤマツツジ】ここにヤマツツジがあります。 余り日当たりが悪くなると生きていけません。 ここはちょっと暗くなってしまいましたね。 雑木林の林縁には欲しい木です。尾根に松などと一緒に欲しい。 【ヤブムラサキ】ここにヤブムラサキがあります。 ムラサキシキブと違って、触ると葉に毛が生えています。実が全部下を向いています。実がモワッとしています。毛です。 多少上を向いているのがあっても、何となく。 実を見るのが一番だと思います。ムラサキシキブははっきりしていたと思います。 【シュロ】斜面を見ていただくとシュロが何本も出ているのが分かると思います。 昔は、シュロは海岸性の植物で、内陸部の林の中には生えないものでした。 これが、雑木林の中にも増えています。 上を覆ってしまうので下に何も生えなくなってしまいます。 雑木林にはあってはいけない、邪魔な木です。 【ヤツデ】その隣に大きな葉のヤツデがあります。 これが雑木林に入ってくると困るのです。 【アオキ】アオキも実ができると落ちて、確実に発芽します。その辺一面アオキだらけになってしまいます。 ただ、アオキはオスとメスが別の木です。(雌雄異株) 最近、アオキミバエが産卵して実ができなくなっている。地域によっては増えなくなっているようです。 生田緑地では一面アオキだけになってしまった所もありました。 他の植物が何も生えなくなってしまう。 ここに来たら、なんか明るい感じがしませんか。常緑樹がないのです。 これがヤマツツジです。花が咲いている季節に上から降りてくると本当に綺麗です。 この辺の木は使われたことがあるらしく伐られて萌芽した形になっています。 クヌギとコナラが良く分かりますよね。 皆同じ高さになってしまっています。本当は伐った方がいいのです。 実生に比べて、伐った後に萌芽した枝の成長は速いのです。 伐採して地面が明るくなると、いろいろな植物が出てきます。 今は殆ど無いです。種子が飛んできても光が足りない。育たない。 【ニワトコ】ニワトコはこれで1枚の葉です。 ここは住宅があった所です。市の土地になってから放置されているので、放置したらどんな植物が生えてくるかの実験をしているのと同じ状態になっています。 アズマネザサで覆われてしまいました。 【シロダモ】雑木林によく生えてきます。これも結構、大木になります。 葉の裏が白い。雑木林には無い方がいい木。葉が大きい。成長が速い。 【アブラチャン】向うに大きいのがあります。 昔、実から油を取ったようです。チャンは瀝です。 この谷にはアブラチャンが多い。葉に匂いがある。 【イヌザクラ】 【ハンノキ】ハンノキは水の中でも生きられる木ですが、水が無いところでも生きられます。 【ミヤマシラスゲ】湿地ができるとこのようなスゲ類、これはミヤマシラスゲといいますが、水の中でも大丈夫な植物が生えます。 【オカトラノオ】今年は先が伸びない。 【ツリフネソウ】ここは秋になるとツリフネソウが咲きます。 今、全国的に湿地が減ってきています。 川崎市内でも湿地が減って、ハンノキが見られるのは、生田緑地と早野ぐらいになった。 ハンノキの葉はこれです。花は2〜3月の寒いうちに咲きます。 今落ちているのは去年の実で、今年のはまだ小さいです。 乾いてきていて、ドクダミやアズマネザサが入っています。 【ヒノキ】こういうものが雑木林に入ってくると他のものが成長できません。 ヒノキのアレロパシーが強いのでスギ以上に好ましくない。 【ハリギリ】この木は明るいところだと成長が速い。生田緑地では増えているので、早めに取った方がいい。 葉がキリに似ている。 【ウグイスカグラ】雑木林の林縁に無いと寂しい。早春に花を咲かせ、紅い実がなる。 【イヌムラサキ】ヤブムラサキとムラサキシキブの交雑種でイヌムラサキというのがあります。 雑木林の上に穴が開いているところがあります。 【ヒヨドリバナ】草原の雰囲気になったところにヒヨドリバナが咲いています。 【ウド】ウドもでています。 こういうものも雑木林にはよくあります。 腐りかけた木柱に萌芽更新中と書いてあります。 萌芽更新の実験のために木を伐った場所です。全部伐るのは恐いので一部残して伐りました。 伐った木は樹齢50〜60年の木です。だいたい20年目ぐらいに伐ると、木が若々しいので根もしっかりしているので沢山の枝がでてきます。 これを蘖(ひこばえ)と呼びます。その中から丈夫そうなのを4〜5本選んで育てると、種子から育てるよりも速く育ちます。 14〜15年毎に伐っては炭にしたりして使うということを繰り返します。 50〜60年のものを伐っても、出ることはでたのですが、風が吹くたびに出たところから取れてしまった。 根が老化していたためだと思う。このため萌芽したものが残っていません。 中の大きな木は伐らずに残した木。残したのが半分あだにありました。 補植した苗が大きくなっています。 萌芽更新という看板でいくなら失敗例です。但し、明るくなった森に何が出てくるかという実験であるならば、本当にいろいろなものが出てきました。 最初の年、ゴマノハグサという川崎から消えたはずの植物が出てきました。 スミレが出たり、昔の里山の植物が出てきましたが、最後にアズマネザサが広がって占領されてしまいました。 暫く経った頃、ヤマグワ、ヒメコウゾ、モミジイチゴなどがでてきました。 結局、伐る前より木が少なくなって、なかなか難しい。 市民部会では雑木林に戻すための植生管理を始めています。 先程の先生の話の中に、クヌギはコナラよりも成長が速いということがありましたが、 補植されたクヌギが直径10cmになっているのに対してコナラは直径3cmに止まっています。 【ヌルデ】1枚の葉に見えるところの根元には芽がありません。 ここまできて初めて芽がついています。ですから、これ全体で1枚の葉です。この小さい葉を小葉といいます。 小葉が向かい合って付いている小葉は小葉の間に翼(よく)が付いています。これがヌルデの特徴です。 ヌルデも雑木林の林縁によく出てきます。 日が当たらないと育たないので林の中には余り生えない。大木にもならない。 酢の木とか塩の木といわれ、実がしょっぱい。これからお酢をとったという話もあるので、かぶれないと思う。 ヤマハゼはかぶれる。 《見晴台》生田緑地を一望するのにいい場所だった。マユミが大きくなってしまって、コナラも大きくなってしまって、 岡本美術館ができて景観がすっかり損なわれてしまいました。 コナラが繁って目隠しになって良かったですが。 某研究所が屋上緑化のためにスナゴケを植えましたが、屋上が緑色になることはありませんでした。 最近、新しい工法も見いだされたという報道がありましたので、有効な方法で緑化してくれるといいと思います。 以前は、秋になるとメタセコイヤが黄色に色づいて、本当に綺麗な景観でした。 《奥の池》 生田緑地の雑木林は遷移が進んでいます。この時期には余り目立ちませんが常緑樹林化が進んでいると思われる所が随所に見られます。 アズマネザサが枯れ始め、下草が無くなっているところもあります。 市民部会では、大勢としては明るい雑木林であってほしいと考えて、そのためには私たちが何をすればいいのかを皆で考えて、植生管理を実行していこうとしています。 これからも是非、市民部会の活動に参加して戴きたいと思います。 最後になりましたが、吉田先生から一言戴きたいと思います。(岩田) 凄い勢いで雑木林を駆け抜けてきました。生田緑地の3分の1くらいを歩きました。 1日で樹木を理解して雑木林でどうするこうするとは言えませんが、見てきた雑木林にはいろいろなものがあって、 いろいろな活動をしているという一端は分かって戴けたと思います。 今日は時間が限られていましたので十分な説明ができなかったかも知れません。 普段、第一日曜日には、植物班がガイドをする生田緑地観察会が開催されています。 それに度々参加して戴ければ、更に新しいことを知って戴けると思います。 最後に集合写真を撮って解散しました。
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特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for Nature Research and Conservation