生田緑地の植生管理

2009年度第12回市民部会
《菖蒲池南谷戸の植生管理(ヒサカキの伐採)》


日時 2009/12/6(日)10:00〜13:00
場所 生田緑地菖蒲池南谷戸
参加 佐久間淳子(立教大学社会学部講師)、渡辺 優(立教大学社会学部2年)、岡本 遥(同)
   白澤光代、佐藤利奈、前田 宏
   堀江 洋(生田緑地植生管理協議会事務局、北部公園事務所)、井上(同)
   岩田臣生(市民部会事務局、かわさき自然調査団)、岩田芳美(同)

生田緑地菖蒲池南谷戸の植生管理については本年10月17日の市民部会で話し合いを行いました。 その中で提案された植生管理が常緑樹林化している上部谷壁斜面のゾーンB5、B6、B7のヒサカキを伐採することでした。
活動が始まると地形よりもヒサカキに目がいってしまい、ヒサカキを伐採することに夢中になって、C4、C5にも手をつけてしまいました。

また、今回は、立教大学社会学部2年生が3人参加してくれました。佐久間先生が担当している専門演習で生田緑地を選んだそうで、そのフィールド調査ということで参加してくれたものです。人々が生田緑地の自然とどう関わり合っているかといったことをレポートする授業だそうです。
斜面の樹木を伐採する活動に参加するという服装ではなかったのですが、ヘルメットをかぶって参加してくれました。
立教大学社会学部の学生が3人参加してくれました。 佐久間先生が「自然と人の関わり」についての演習に生田緑地を対象として取り上げて下さったのです。 この調査目的での参加です。
斜面の樹木を伐採する活動に参加するという服装ではなかったのですが、ヘルメットをかぶって参加してくれました。

中間で1回、最後に1回、休憩をとりました。生田緑地米のオニギリをお茶菓子として出しました。

上の写真は左側が10/17、右側が活動終了直前の同じ場所の様子です。 亜高木層を占めていたヒサカキは直径10cmほとの太さで、これを伐採しました。
(左は、10/17の同じ場所)
上の上の写真は活動終了後の集合写真です。上の写真は、同じ場所の10/17の写真です。園路の左側で活動しました。
ヒサカキを伐採していくと林内がどんどん明るくなっていきました。林床には所々にタマノカンアオイがみられました。
時間がきたところで、この日の活動を終了しました。まだ伐採すべきヒサカキが沢山残っていますが園路景観は見違えるように明るくなりました。
来春の実生の発芽が楽しみです。


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Kawasaki Organization for Nature Research and Conservation