第 3 回里山倶楽部A (萌芽更新地区のアズマネザサ刈りなど) 日時 2019年 6月 1日(土) 10:00〜15:00 場所 生田緑地 萌芽更新地区 参加者 3年目 杉本貴子、孝、大知(小6) 2年目 佐藤奈緒、天音(小4) 山本栄行、優真(幼児)、環希(幼児) (かわさき自然調査団市民部会事務局)岩田臣生、岩田芳美 10 名 6 月の里山倶楽部Aは、萌芽更新地区のアズマネザサ刈りを行い、伐り株からの萌芽枝の状態を調べ、ムラサキシキブなど、低木の生育状態を調べ、林内管理通路の検討を行いました。 参加者は少なくて、全域のアズマネザサを刈るのは困難でしたが、林内各所に小さな空間をつくれれば良いと考えました。 樹木の葉上には、マイマイガ、カシワマイマイなど、数種の蛾の幼虫(毛虫)がいました。 夏に向かって枝葉の伸張が始まっており、それらを所々で剪定しながら、通行可能なルートをつくる準備を進めました。 午前中だけ参加の人たちが帰ってから、お弁当を食べました。 カシワマイマイの幼虫は、前後に飛び出した長いひげが、マイマイガの幼虫は背中に二列に並んだ赤と青の点が特徴的です。 木々の間や上空を、イチモンジチョウ、モミスジなどのチョウが飛んでいました。 アズマネザサの新稈が 30cm ほどに伸びている開けた場所で活動していたら、大きな薄茶色の蛾が飛び出して、アズマネザサの間の地面に降りました。観察したところ、オスグロトモエのようでした。 木道の手摺には、トビモンオオエダシャク幼虫がいました。 ムラサキシキブも葉上には、イチモンジカメノコハムシがいました。 アカメガシワの葉上に、ヤマトシリアゲがいました。 ヤブキリの幼虫もいました。 林内にできてきた小さな空間には、シロヤマオニグモ?が円網を張っていました。 ニワトコの実が赤くなっていました。 ホウチャクソウに緑色の実がつき、ナルコユリの花が咲いていました。 |