第 7 回里山倶楽部(芝生広場上雑木林の樹木マップづくりの調査など 2)
日時 2020年 7月 11日(日) 10:00〜13:00 場所 生田緑地 芝生広場上雑木林 A09 参加者 東 陽一、加登勇司、北川英樹、吉澤正一 佐藤優子、功一(中2、里山の自然学校卒業生) (かわさき自然調査団市民部会事務局)岩田臣生、岩田芳美 8 名 第 2 土曜日でしたが、直前の里山倶楽部MLによって参加者の日程調整を行い、この日、前回の調査の続きを行うことにしました。 天気は午前中曇、午後弱雨の予報で、朝も時々雨粒が落ちていましたので、急いで必要な作業のみ済ませることにしました。 生田緑地整備事務所裏に集合して、尾根道を降りましたが、道沿いのコナラの全てに、カシノナガキクイムシの穿孔が見られました。 生田緑地のナラ枯れ対策として、伐採更新によるコナラ若齢林づくりを、昨年、芝生広場上雑木林で行うことを計画しましたが、 この伐採更新による若齢林づくりが必要なことであったことを実感しました。 この日の里山倶楽部を考えた時は、前回のメンバーだけのつもりでしたが、今回は、里山の自然学校の卒業生が母子で参加してくれました。 東京都の新規感染者が 200 人を超え始めたところでしたので、勿論、新型コロナを考えての行動は不可欠で、自分が感染しているかも知れないと考えて行動していたつもりです。 殆どのコナラの根元付近には、カシノナガキクイムシによるものと思われる穿孔とフラシが見られました。 太いコナラが林立する雑木林の景観は残せそうにありません。 当然、萌芽更新を期待することはできません。 カシノナガキクイムシの生態について資料を調べると、9〜4 月は幼虫のみのようです。 この時期に樹皮下から出してしまい、自然界に任せて駆除する方法も検討する価値がありそうです。 昆虫や、野鳥などに駆除してもらうことも、考えられるかも知れません。 川崎市からは具体的な対処方針が示されていませんので、何も対策を講じることなく伐採を進めてもいいのかと思っていました。 そこをベースに考えるなら、このような自然に優しい駆除方法の試行は検討材料だと思います。 じっくりと伐採手順を考えたいと思います。 新型コロナ感染流行が始まった頃、集まっての休憩を行わないこともありましたが、やはり、休憩時くらいは、参加者全員が集まって行うようにしました。 生田緑地の各所のヤマユリは咲き始めていますが、林内のヤマユリは未だ咲いていませんでした。 集合写真を撮って、この日の活動を終了しました。 調査結果は、事務局が整理して、フィードバックするつもりです。 伐採手順についても、意見を聞かせてほしいと思います。 |