里山倶楽部
【2020/11/21 更新】

第 13 回里山倶楽部＜芝生広場上雑木林の伐採更新＞ 　樹木伐倒(4)、アズマネザサ刈り 日時　2020年 11月21日(土)　10:00〜13:00 場所　生田緑地 芝生広場上雑木林 A09-08 参加者　6 年目　政野祐一 　　　　4 年目　北川英樹、吉澤正一 　　　　1 年目　伊澤高行、��木遼子 （かわさき自然調査団市民部会事務局）岩田臣生、岩田芳美　　7 名 生田緑地整備事務所の外壁に、キマダラカメムシがいました。 このカメムシは東南アジア原産の外来種ですが、最近、生田緑地でも見られるようになった大型のカメムシです。 これも、地球温暖化による昆虫の棲息分布の変化の一例です。 さて、今回の里山倶楽部では、芝生広場上雑木林の 4 回目の大径木伐採とアズマネザサ刈りを行いました。 前回伐採して、かかり木としてしまったコナラの大木の園路に飛び出していた枝については、水田ビオトープ班の活動として伐り落としておきました。 また、太い幹の部分については、指定管理者にお願いして、チェーンソウを使って玉切りにしていただきました。 お蔭で、前回の活動時に受け口を伐り始めていたコナラの大径木の伐採から始めることができました。 アズマネザサ刈りも、並行して行いました。 ノコギリ 3 本を使えますので、余力がありましたから、近くで折れていたエゴノキを伐り倒し、コナラの径 20cmほどのコナラの伐採も並行して行いました。 細いコナラは簡単に伐採できてしまいましたが、今回の目的にしていた大木とは、未だ格闘が続きました。 この辺りの樹木は高く、下方の園路に向かって伸びています。 ロープをかけた位置よりも上の方が長く、重いため、なかなか思う方向に倒せませんが、できるだけ区域内に留めるために、ローププーラーを使いながら、全員で力を合わせて引っ張りました。 途中、諦めかけた場面もありましたが、追い口が開き始めていることを確認して、再度、全員で引っ張ることで、ツルを効かせて倒すことができました。 新型コロナ感染が急増していますが、モミジ狩りの始まった芝生広場をランニングしている人が、樹木を伐採しているので、危険があるから近づかないように注意したことに対して、 そんなこと何処にも書いてないと反論して、逆らうように危ない場所に行ってしまいました。 そして、その直後に、この大木が音を立てて倒れました。 この季節だけかも知れませんが、「伐採更新中」の看板だけでは役に立たない来園者がいます。 樹木伐採は、実は、後片付けが大変なのです。 枝を伐り落として、材を区域下端部に運んで整理しなければなりません。 大木の伐採、枝落とし、片付けを終えて、一休みしました。 この伐採では、ローププーラーを使って、力を合わせて引っ張って、伐り株にツルを残す形で、安全に、基本形に近い伐倒ができたと思います。 満足できる伐採だったので、今回は、これで終了しても良かったのですが、休憩後、手ごろなコナラを見つけて、伐採することにしました。 伐採ではノコギリを交代で行いますが、伐り方については、その場のメンバーが話し合いながら進めてくれていますので、伐採は初めてという参加者の指導もできるだけ、その場任せにしています。 受け口を伐ったところで、引っ張るためのロープをかけました。 引き倒した後は片付けです。 今回の樹木伐採は、大 1、中 2 本でしたが、全員無事に活動を終えることができました。 social distance を取りながら休憩し、今年の谷戸の田圃で収穫した玄米おにぎりを食べていただきました。 最後に、集合写真を撮りました。 北向き斜面なので、太陽高度が低くなったことを実感します。

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