里山倶楽部
【2021/1/16 更新】
第 17 回里山倶楽部
<芝生広場上雑木林の樹木伐採(6)とアズマネザサ刈り>


日時 2021年 1月16日(土) 10:00〜13:30
場所 生田緑地 芝生広場上雑木林 A09-8
参加者(樹木伐倒チーム) 4名
    6 年目 東 陽一、岩渕裕輝
    5 年目 北川英樹
    1 年目 伊澤高行
参加者(アズマネザサ刈りチーム) 2名
    3 年目 中村瑞希、中村さち(幼児)
(かわさき自然調査団市民部会事務局)岩田臣生、岩田芳美  計 8 名

里山倶楽部は、現在、芝生広場上雑木林の伐採更新に取り組んでいて、昨年度末は、長期間放置されていたアズマネザサ刈りを行い、今年度は、大径木の伐採を始めました。
直径 30cm、樹高 15mを超える樹木の伐採は、市民活動としては危険な活動です。
ただ、萌芽更新地区の伐採更新を経験してきたので、この地形で、私たちなりのスロー・ペースであれば、自然を楽しみながらの伐採更新が可能だろうと考えて活動しています。
生田緑地整備事務所裏の倉庫前に集合して、ヘルメットを着用し、ノコギリなどを持って、芝生広場上雑木林に移動しました。
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今までの活動では、伐倒用のノコギリとして、シルキーの ZORIN370 という刃長 37cmのノコギリを 3本使ってきましたが、この雑木林は、今まで以上に太い樹木が多いので、 今回、シルキーの KATANABOY650 という刃長 65cm の折りたたみ式のノコギリを購入して、使ってみることにしました。
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当該地区の活動で毎回利用しているベンチの近くに、2本の大きなコナラがあります。
(上の写真の中央部分に見える 2本です。)
カシノナガキクイムシのフラシは根元付近に見られるだけですが、これを伐倒すると、この雑木林の中心部に空きができて、活動し易くなると思いました。
しかし、昨年 12月 19日(土)の里山倶楽部において、斜面上側のコナラを伐倒して、このコナラに掛かり木としてしまい、 そのままにしてありましたので、そのコナラ(次の写真)を外して片づけることから始めました。
簡単だと思って始めたものの、ロープのかけ方、引っ張り方など、いくつかの方法を試して、やっと外すことができました。
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次に、伐倒しようと考えているコナラは、枝を南東方向に広げ、樹高 20mはありそうな大木です。
伐倒方向は、この方向になると思いますので、その辺りで邪魔になりそうなサクラを先に伐倒することにしました。
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更に周辺を見ていくと、この課題のコナラの樹冠の下側に枝を広げていたサクラがありましたので、このサクラも先に伐倒しておくことにしました。
このサクラは大きくて、受け口と追い口を伐っても、向かい風が強く、ツルがしっかりしていたためか、なかなか倒れてくれませんでしたが、 伐倒後の伐り口とツルの状態を見ると、ほぼ教科書通りの伐倒ができていたようです。
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アズマネザサ刈りは、伐倒による危険を避けられる場所で、母子で楽しんでいてくれたと思います。
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掛かり木処理 1本、サクラ 2本を伐採したところで、この日の活動を終えることにして、伐倒したサクラに腰かけて、集合写真を撮影しました。
その後、この日 2回目の休憩をとって、生田緑地米のオニギリなどを食べてから、整備事務所裏に戻り、解散しました。
新しい大きなノコギリは、速く伐れると好評でした。
まだ、ノコギリを引く音は、人によって、かなりの差があります。
この音が良い時は、ノコギリに無理な力が掛かっていないということの表れなので、早く、皆が心地よい音を立てて伐れるようになってほしいと思います。
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