里山倶楽部
【2021/4/3 更新】

第 01 回里山倶楽部<皆伐更新地区のアズマネザサ刈りと隣接地区に侵入したモウソウチクの除伐>

今年度最初の活動です。
皆伐更新地区に降りる山道の入口は倒木が塞いでいたのですが、大きなノコギリを携行することのない普段の活動では、下を擦り抜けていました。
しかし、今回は大勢の子どもたちが参加しているので、倒木は取り除くことにしました。
モウソウチク除伐チームは、今冬、芝生広場上雑木林の大径木の伐採を行ってきたメンバーだったので、手間はかからないと思い、 一足早く、整備事務所を出発して、この倒木を片づけて、誰でも通れるようにしました。
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<皆伐更新地区のアズマネザサ刈り>
日時 2021年 4月 3日(土) 10:00〜12:00
場所 生田緑地 皆伐更新地区 A14
参加者(アズマネザサ刈りチーム) 18 名
        佐藤登喜子
    5 年目 池上幸一、陽子、豪一郎(小5)
        新井みどり
    3 年目 山本栄行、優真(幼児)、環希(幼児)
        佐藤奈緒
    2 年目 中村瑞希、さち(幼児)
        佐藤優子、功一(中3)
    1 年目 滝島麻由、一加(中3)、啓矢(小6)、沙奈(小5)
    事務局 岩田芳美

皆伐更新地区は、2010年末に皆伐して、翌年から、自然に発芽した実生を育てて、若いコナラ林をつくるという活動を行い、2018年夏には目的を達成できたことを確認しました。
この活動は、4〜12 月の毎月、里山倶楽部 A という名称で、お母さんと子どもたちに、パイオニア樹木の抜取、アズマネザサ刈りを実施してもらうことで達成できました。
樹林が形成できたことは、アズマネザサの繁茂が止まることで、素人にも判断できて、林床のアズマネザサも年 1 回としました。
しかし、初めての皆伐更新実験ですので、状態を観察して、必要と思うことがあれば手入れをしたいと考えて、アズマネザサ刈りを行うことにしました。
アズマネザサ刈りの参加者は 18 名と多かったので、手慣れた参加者には、外縁部のヤブ状態のアズマネザサを刈ってもらいました。
皆伐時に見つけて、皆伐更新の過程で消えると思っていたシュンランが無事に生き残っていることを確認しました。
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<皆伐更新地区下地区のモウソウチク除伐>
日時 2021年 4月 3日(土) 10:00〜13:00
場所 生田緑地 芝生広場上雑木林 A14
参加者(モウソウチク除伐) 5 名
    6 年目 東 陽一
    4 年目 北川英樹、加登勇司
    1 年目 伊澤高行
    事務局 岩田臣生

皆伐更新地区下に侵入したモウソウチクの除伐は、皆伐更新実験を進めて、実生が育ち始めた 2014 から始めた活動です。
里山倶楽部として、この活動から、ヘルメットを必要とする活動も行うようになりました。
昨年 5/7 に、水田ビオトープ班として、枝葉を広げる前のモウソウチクを除伐しする活動を行いましたが、この効果は大きく、1 年間経ったのに、モウソウチクが増えていないと感じました。
今年も、5 月になってから、伸びきったタケノコを切り倒す活動を行うべきと実感しました。
皆伐更新地区下のアズマネザサの繁茂は著しく、ヤブの中を泳いで、モウソウチクに辿り着くのは容易ではありません。
桑切鎌を持たずに入っているのに、アズマネザサ刈りを進めている参加者もいました。
私自身は、常に、桑切鎌、剪定鋏、ノコギリを携帯していますが、それは、手製の桑切鎌携帯用の袋があるから可能なので、この袋が無ければ、ヤブの中の作業で、桑切鎌を失くすことになります
次回は、基本をアズマネザサ刈りにして、モウソウチクを除伐する時のために、ノコギリも携帯しておいてもらえば良いと思います。
皆伐更新地区と皆伐更新地区下の間のアズマネザサ刈りを進めたいと思います。
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