里山倶楽部
【2021/5/1 更新】

第 04 回里山倶楽部＜外来種セリバヒエンソウ駆除＞ 日時　2021年 5月 1日(土)　10:00〜13:00 場所　生田緑地　梅畑広場地区(C02)〜上の田圃地区(B06)〜下の田圃地区(B07) 参加者　北川英樹、伊澤高行、吉澤正一、河野　実 　　　　新井みどり 　　　　��木遼子 　　　　佐藤奈緒、天音（小6） 　　　　滝島麻由、一加（中3） 　　　　池上幸一、陽子、豪一郎（小5） 　　　　事務局　岩田臣生、岩田芳美　　　　　12名 集合場所の生田緑地整備事務所裏に、ゴマダラチョウが飛んできてくれ、地面に止まってくれました。 羽化して間もないと思われる個体でした。 外来種のアカボシゴマダラが普通に観察されるのに、ゴマダラチョウは目立たないためもあって、こうした出会いは貴重です。 この日の活動は、昆虫観察から始まりました。 谷戸に降りてからは、ハンショウヅル、オカタツナミソウ、 ホウチャクソウ、コマユミ、ウグイスカグラなどの花や実の観察が始まりました。 今年は大発生という程ではなくなっていますが、キアシドクガの幼虫が蛹化を始めていました。 木道の手摺の上に、ヒメヤママユ幼虫を観察できました。 今回の里山倶楽部は、今年 2 回目のセリバヒエンソウ駆除です。 午前中で帰る人がいたので、活動を始める前に、梅畑広場で記念の集合写真を撮りました。 コロナ対策としては、塊らずに、離れて活動するように、お願いしているので、かつてのように、和気あいあいと、喋りながらという形はとれません。 実際の花を手に取って、覚えて、その花を見つけて抜き取るという方法で進めていただいています。 慣れてくれば、花が咲いていない株も見分けて、抜き取れるようになります。 実だけの株も多く見られるようになりましたが、実も特徴的な形をしているので、見分けるのは容易です。 梅畑の梅の木の下は、既に草むら状態で、ハナダイコン、カナムグラ、セリバヒエンソウ、オヤブジラミ、ヤエムグラなどが繁茂していました。 セリバヒエンソウは、このような、軽く木陰ができるような場所を好んで繁茂しています。 また、今回の活動場所のなかでは、一番目立つ場所ですが、・・・。 このところ振り回されていた上の田圃は、湛水して、土嚢堰の上から水が流れ出していました。 田圃下草地のセリバヒエンソウは他の草が大きく育っている中で、隠れるように咲いていました。 今年は、ヤエムグラの勢いが凄まじく、そこにカナムグラが参戦していますので、半袖、素手の場合は肌を傷めたかも知れません。 下の田圃に近い、メガネ池の辺りは、モミジイチゴが繁茂しているので、痛い思いをしたことと思います。 木道の住宅地側は、住宅地からの光を遮断するために樹林化することにしていますが、この日の状態は、オヤブジラミが高さ 50cm程に繁茂して、 その中に、セリバヒエンソウが開花、結実していました。 木道が西に方向を変えてからの木道外側（戸隠不動跡側）は少し明るくなり、草の繁茂が著しくなっています。 住宅地の竹林に棲息していたと思われるベニカミキリが、木道の手摺に現れました。

かわさき自然調査団の活動

特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for Nature Research and Conservation