令和 3 年度第 13 回里山倶楽部 <萌芽更新地区の植生管理> 日時 2021年 10月 23日(土) 10:00〜13:00 場所 生田緑地 萌芽更新地区 参加者 東 陽一、伊澤高行、加登勇司、北川英樹、吉澤正一 事務局 岩田臣生 6 名 今年の9/19(日)の里山倶楽部では、萌芽更新地区(A06-1a) についてのアズマネザサ夏刈りを進めましたが、(A06-1b) については、少ししかできませんでした。 そこで、今回は、萌芽更新地区(A06-1b)についての植生管理(アズマネザサ刈りと低木の伐採など)を行いました。 参加者は少ないながら、全員が自分で考えて動けるメンバーでしたので、(A06-1b)のほぼ全域の管理作業を終えることができたと思います。 萌芽枝を覆っていたツル性植物(カラスウリが朱い実をつけていました。)を除去したり、大きく茂った低木(ムラサキシキブ、サンショウ、ヤマグワなど)を適当な高さで伐採したり、 萌芽株近くについては、ハリギリなどの高木種でも、低い高さで伐採したりしました。 こうすることで、樹間に光や風が入るようになりました。 集合写真を撮って、休憩しました。 当該地区の上の方は、勾配の急な斜面ですので、上の方で活動していた参加者から、「地震時のことを考えると、アズマネザサが繁茂していた方が良いのではないか。」との問題提起がありました。 アズマネザサの根が、地震対策になるかどうかは分かりません。 ただ、この急勾配の斜面には、アカネスミレなどが分布していて、アズマネザサを刈っていれば、花を見られます。 休憩後も、活動を続けました。 ツチアケビは風雨に打たれてか、地面に寝ていました。 ガマズミ?の紅い実は、小さいながら、この日も、目立っていました。 萌芽株周りのアズマネザサなどが無くなると、萌芽枝が育っているのが良く分かるようになりました。 2008年1月の市民部会で話し合い、改めて、萌芽更新しているところを観察できる雑木林「萌芽更新地区」を目指して、伐採更新を行ってきました。 そろそろ、地区内観察路の設定を考えられる状態になってきたと感じながら、この日の活動を終えました。 |