令和 4 年度第 23 回里山倶楽部 <萌芽更新地区の保全管理(アズマネザサ刈りなど)> 日時 2022年12月17(土) 10:00〜13:00 曇 場所 生田緑地 萌芽更新地区(A06) 参加者 東 陽一、伊澤高行、岩渕裕輝、北澤千晴、野下智洋、吉澤正一 事務局 岩田臣生、岩田芳美・・・8 名 西口トイレには、カバエダシャクがいました。 階段の手摺にフユシャク(メス)がいましたが、さて、チャバネフユエダシャクにしては少し様子が変です。 整備事務所の外壁には、クロオビフユナミシャク(オス)などがいました。 萌芽更新地区上の園路にリュックを置いて、萌芽更新地区のアズマネザサ刈りを開始しました。 上の田圃の水が全域涸れているとの情報をもらったので、一人抜けて、上の田圃を見に行きました。 すると、田圃に水を引いている導水路の途中、堰の上方1.5mほどの所で、水が消えていて、 田圃全域が水涸れを起こしていました。 この水漏れ穴を補修して、前後2〜3mの範囲の泥上げを行いました。 水は、上の田圃の上の段に入り始めましたが、湛水するまでには1日以上かかりますので、 萌芽更新地区に戻りました。 萌芽更新地区下から観ると、雑木林が黄葉から枯葉に移りつつあるのが分かります。 萌芽更新地区上の園路の更に山側(A06-3)では、アズマネザサ刈りのほか、 大きく育っていたアカメガシワの伐採も行いました。 中間で1回休憩しました。 萌芽更新地区のシンボルツリーである株立ちクヌギの前で、集合写真を撮りました。 (A06-1a)のアズマネザサ刈りを続けました。 (A06-3)では、萌芽更新中のクヌギの周囲のアズマネザサ、 モミジイチゴ、枯れたタケニグサなど、萌芽株を覆うように繁茂していた植物を刈りました。 また、大きく枝を広げ始めていたセンダンを伐採しました。 結局、今回は、センダン1本、アカメガシワ2本を伐採しました。 今後の萌芽更新地区の植生管理では、10〜15cmの太さになった実生木は伐採するようにしてみようと思います。 曇後雨という予報でしたが、降られることなく、活動を終えることができました。 久しぶりのアズマネザサ刈りでしたが、夏刈りを行っているアズマネザサは、案外楽に刈れたようです。 林床には落葉が広がっていました。 カラスウリが朱い実をぶら下げて、マンリョウが紅い実を沢山つけて、ジャノヒゲが青い実をつけていました。 年内最後の里山倶楽部は無事に終了しました。 次回は、1月7日(土)の予定です。 来年も、宜しく、お願いします。 |