令和 5 年度第 13 回里山倶楽部 芝生広場上雑木林の伐採更新(アズマネザサ刈りなど) 日 時)2023年11月11(土) 9:00〜12:00 曇 場 所)生田緑地 芝生広場上雑木林(A09-8) 参加者)東 陽一、北川英樹、廣瀬朗子、吉澤正一 事務局)岩田臣生 計 5名 芝生広場上雑木林のアズマネザサ刈りは、今年は、7/8(土)、10/21(土)、 11/4(土)に行い、今日は 4回目のアズマネザサ刈りですが、既に 11月です。 10月以降、斜面の下方からアズマネザサ刈りを進めてきたので、今日は斜面上方を済ませるつもりで、活動を始めました。 アズマネザサの高さは 50〜60cmながら、一面に隙間なく繁茂していました。 参加してくれた皆さんは、丁寧に、しっかり刈ってくれましたので、残されたシラカシ、ヤマグワ、アカメガシワ、サンショウなどの除伐は容易でした。 萌芽更新できないと思っていたサクラの仲間でも、沢山の萌芽枝を出している小径木がありました。 ヤマザクラの大径木でも、極めて細いながら、萌芽枝を伸ばしていました。 大径木を伐採していた時に、止むを得ず、伐採することになったアオハダが、沢山の萌芽枝を出していました。 また、直ぐ隣にあった大径木のクヌギは、伐採後、勢いよく萌芽枝を伸ばしています。 斜面上端部にも、ツノハシバミがあり、雄花序の準備が始まっていました。 沢山の花を咲かせていたヤマユリがあったようで、沢山の実をつけていました。 希少種が実をつけていました。 芝生広場上雑木林は、非常に魅力的な雑木林です。 アオハダがあったり、ツノハシバミがあったり、スプリング・エフェメラルと呼ばれる植物があったりして、 市有地化される前の所有者は誰で、どのような使い方をしていたのか、知りたくなります。 私たちが関わるようになった時は、倒木が散乱し、アズマネザサのヤブになっていました。 伐採更新することを決めて、来園者が自由に出入りすることを抑制するために、縁辺部は残して、内部の大木を伐採しました。 皆伐ではありませんでしたが、明るくなった林床には、次々に、コナラを始めとする多様な樹木が発芽してきました。 この日は、排除したいと思うパイオニア的樹木が大きく育っていましたので、アズマネザサ刈りと並行して、これらの除伐を行いました。 今日の活動を終了することにして、少し休憩してから、記念の集合写真を撮りました。 北川さんが 11時で帰ったのですが、集合写真を撮るのを忘れていましたので、結局、4人の集合写真になりました。 ここまで手を入れておけば、実生コナラや、大事にしたい萌芽枝の成長を促せられるだろうと思われる状態になりましたので、活動を終了しました。 帰り道、斜面上の園路から区域を眺めて、今日の活動について、振り返りました。 所謂、強剪定を行ったはずのヤマツツジは、凄い勢いで、枝を突き立てていました。 |