令和 5 年度第 19 回里山倶楽部 ハンノキ林東コナラ林(A07-11)のナラ枯れ大径木伐採の4日目(伐採更新) 日 時)2023年12月23(土) 9:00〜12:00 晴 場 所)生田緑地 ハンノキ林(A07-11、01) 参加者)東 陽一、北川英樹、加登勇司、吉澤正一 事務局)岩田臣生 計 5名 ハンノキ林東コナラ林地区(A07-11)の伐採更新として、ナラ枯れコナラ大径木伐採を始めて、この日は4日目になります。 当該地区のナラ枯れコナラは8本ありましたが、既に5本を伐採してきました。 この日、伐採予定の大径木のうちの1本は、高さ5〜6mの所で枝分かれして2本になっていますので、倒れ方が予想し難く、1本のハンノキに向かって、全体が傾いていました。 ハンノキを叩かないように、伐倒しなければなりません。 ローププーラーを使って、Φ13mmのナイロンロープで引っ張って、倒れる方向を調整しますが、伐採した材の重さを考えれば、容易なことではありません。 ロープをかける位置をできるだけ高く、滑車をセットして引っ張る方向などは、一度セットしたのに、少し考えて、やり直すなど、時間をかけて、 慎重に決めることになりました。 しかし、その甲斐があって、目前のハンノキを避けて、湿地に倒すことができました。 ハンノキにかからないように伐倒しなければならないと思い、細心の注意を配っての伐倒でしたが、幸運にも、上手く、倒したい方向に倒れてくれました。 伐採材は、ノコギリで玉切りしなくても、チェーンソウで乱暴に伐れると思いますので、太い伐採材については、指定管理者さんを頼らせてもらっています。 この日の冷え込みは厳しく、湿地の水溜まりに、氷が張っていました。 斜面のカシワバハグマは、実の冠毛を白く輝かせていました。 この日の2本目は、ハンノキ林上の池方向に伐倒することにして、竹竿を使ってロープを掛けてから、受け口を伐り始めました。 滑車は、木道際のサクラにセットしました。 追い口を伐り始めたところで、ローププーラーのポンピングも始めました。 しかし、このナラ枯れコナラは硬くて、追い口を伐るのに時間がかかりました。 伐倒できました。 伐倒後の片付けを手早く行いました。 この日の活動を終えて、記念の集合写真を撮り、少し休憩しました。 生田緑地整備事務所裏に戻って、使用したノコギリを洗って、防錆剤を塗布するなどの手入れを済ませて、解散しました。 |