令和 6 年度第 5 回里山倶楽部 外来種セリバヒエンソウ駆除 日 時)2024年5月4(土) 9:00〜12:00 晴 場 所)生田緑地 ホタルの里 参加者)伊澤高行、江川真理子、北澤千晴、政野祐一、吉澤正一 事務局)岩田臣生 参加者 6名 今回の里山倶楽部も、外来種セリバヒエンソウ駆除を行いました。 谷戸に降りて、萌芽更新地区下の園路沿い、一昨日、5/2(木)に見落としていたセリバヒエンソウを駆除してから上の田圃地区に向かおうとしたのですが、 残っていたのは数株どころではなく、採り始めたら萌芽更新地区の裾部にも咲いているのを見つけてしまいました。 それではきりが無いので、ここは10分で止めて、ホタルの里に向かいました。 ハンノキ林上デッキに面した林縁には、ツルニンジンがツルを伸ばして、辺りの実生や看板の支柱に絡みついて展葉していました。 ホタルの里に着いて、木道沿いのヒメコウゾ、ヤマグワの木陰にリュックを置いてから、思い思いに分散して、セリバヒエンソウの駆除を始めました。 ヒメコウゾは、花をつけていました。 新しい枝の基部にあるのが雄花で、花粉をつけています。 その先に並んでいるのが雌花で、紅い柱頭をヒゲのように出しています。 (谷戸の屈曲部の木道と住宅地との間) (梅ノ木広場) 市内では殆ど消えてしまった土の道と草地を残していますが、セリバヒエンソウが草地部分や、3月にアズマネザサ刈りを済ませていた柿の木の下などに広がって、 咲いていました。 (田圃下草地の斜面樹林側) 田圃下草地は、もう様々な草が繁茂していました。 (田圃下草地の木道側) 田圃下草地の縁辺部、木道沿いや、オギの茂みの辺りにも、セリバヒエンソウが広がっていました。 (メガネ池付近) 谷戸の屈曲部から下の田圃までの間の木道の東側にも、セリバヒエンソウが広がっています。 駆除したセリバヒエンソウは田圃に入れました。 今回も、まだ残っていることが明らかな状態でしたが、頑張ったと思います。 自然相手の活動なので、今回は終わることにしました。 アズマヒキガエルの上陸が始まっていて、田圃の畦上に、黒い小さな幼体がいました。 水の中には、まだ多数のオタマジャクシがいて、脚の生えたものもいました。 アズマヒキガエル成体は、国産最大級のカエルですが、オタマジャクシ(幼生)は最小級ではないかと思える小ささです。 手足が生えて、上陸する幼体も、小さいままです。 タイミングが合わないと出会えない光景です。 今回の参加者は、暫し、夢中で観察していました。 アズマヒキガエル上陸の観察を切り上げて、木陰で、記念の集合写真を撮って、一休みしてから引き上げました。 |