里山倶楽部
【2025/9/20 更新】

令和 7 年度第 13 回里山倶楽部
オダづくり

日 時)2025年9月20日(土) 9:00〜12:00 曇
場 所)生田緑地 竹林(A08)、竹林下デッキ、上の田圃地区(B06)のオダ場
参加者)伊澤高行、加登勇司、北川英樹、廣瀬朗子、政野祐一、吉澤正一
初参加)榎本有里
事務局)岩田臣生           計 8名

今夏は、梅雨の降雨も無く、殊の外、暑かったことから、谷戸の水涸れ対策に追われていました。
気がつけば、里山の自然学校<稲刈り>の日が間近になっていました。
稲刈りの段取りとしては、刈った稲を干すオダを用意しなければなりません。
そのオダの点検を行なったら、竿の部分が割れていることが分かりましたので、急遽、オダを新しくすることにしました。
オダの材料となるモウソウチクは、竹林から伐り出せば良いのですが、一人で作業するのは辛いものがありますので、 参加してくれる人がいるようなら里山倶楽部の活動として実施しようと考えて、案内を配信したところ、7名が参加してくれました。
里山倶楽部では、飯室山南地区のモウソウチクの除伐も行ってきましたので、このメンバーが参加してくれるのであれば、 オダのつくり方さえ教えればよいことになります。
里山の自然学校の運営メンバーが次々に減って、一人になってしまいましたので、そろそろ幕を降ろさなければと思っていましたが、 里山倶楽部のメンバーが積極的に運営に関わってくれるようになれば、スタイルを変えながら、 都会の子どもたちが身近な自然に接することができる場を残していけるかも知れません。

竹林(A08)
竹林の竹の利用は、園路柵とオダぐらいになっていて、ナラ枯れが始まってからは、雑木林の再生のための伐採更新に追われていましたので、 枯れ竹の除伐や間伐などの竹林管理ができていませんでした。
この竹林のモウソウチクは殆どが太い竹ですので、オダ用の材として、少し細めの竹を選ぶ必要があります。
現地に生えている竹の中から、丁度良いと思われる太さの竹を選んで、それを見本にして、モウソウチクの伐り出しをお願いしました。
また、除伐の時の枝降ろしは、枝を落としてさえあれば良かったのですが、オダなどに使う目的の伐り出しでは、安全に使える材にする必要がありますので、 枝を降ろす時の鋸の使い方なども教えました。
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竹林下デッキ
竹林で伐採したモウソウチクは、竹林下デッキに運び、そこで、形状を確認し、オダの竿用と支柱用に分けて、長さを調えました。
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上の田圃地区のオダ場
上の田圃地区のオダ場は、9/18(木)に、基本的な草刈りを済ませておきました。
竹林下デッキで長さ調節した竹材は、このオダ場まで、手分けして運びました。
今まで立ててあったオダの紐は解いて、更地にしました。
今回はオダを4竿に増やしました。
竿を縛る紐は、まだ使えそうでしたので、再使用することにして、足りない分だけ、新たに追加しました。

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オダが完成してから、記念の集合写真を撮りました。
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9/28(日)の里山の自然学校<稲刈り>のために、オダの準備ができました。
木道上のベンチに近い場所は、ツリフネソウなどを残してあります。
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かわさき自然調査団の活動

特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for nature Research and Conservation

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