里山倶楽部
【2025/12/6 更新】

令和 7 年度第 21 回里山倶楽部
芝生広場西分岐点付近の常緑樹伐採

日 時)2025年12月6日(土) 9:00〜12:00 晴
場 所)生田緑地 芝生広場西分岐点付近(A09-07)
参加者)伊澤高行、加登勇司、北川英樹、廣瀬朗子、吉澤正一
事務局)岩田臣生           計 6名

今回は、芝生広場西側の分岐点付近の上側の斜面の常緑樹を伐採し、アズマネザサを刈る活動を行いました。

(上図)2025/12/6の活動場所

芝生広場上雑木林は、2020年1月にアズマネザサ刈りに着手して、同年10月から2022年1月まで大径木の伐採を行って、伐採更新を進めています。
その外周および縁辺部は、伐採更新中に来園者が立ち入らないように、通行したくない状態にしています。
西側縁辺部および隣接地には、伐採材が転がされたり、アズマネザサが繁茂したりして、谷壁斜面については全く意識しないで伐採更新の活動を進めています。
今回の里山倶楽部によって、芝生広場西側分岐点付近から芝生広場上雑木林までの樹林の状態を調べておきたいと思い、 芝生広場上雑木林から分岐点までのアズマネザサのヤブの踏査を行いました。

すると、分岐点付近は、10年経過したとは云え、枯れて消えかけた材があったりして、活動の痕跡が微かに残っていましたが、 芝生広場上雑木林に近い辺りは、アズマネザサが密生したヤブになっていました。
芝生広場西側分岐点付近の活動は少ないのですが、水田ビオトープ班としては、ホタルの国の活動時に、暗くなり過ぎる園路対策として、 次のような活動を行っていました。
 @2015/2/19(木) 水田ビオトープ班(5人) 辺りの林床を明るくするための常緑小径木伐採
里山倶楽部としては、翌年、分岐点から少し林内に入った所までの常緑樹の除伐を行っています。
 A2016/1/16(土) 里山倶楽部(12人) 常緑樹(シラカシ、ヒサカキ)の除伐

この踏査を行って、分岐点付近の目印となった株立ちのイヌシデ大木の所に到着しました。
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今回は里山倶楽部の旗を2枚使って、2方向に向けて張りました。
そして、園路沿いから始めて、アズマネザサ刈り、ヒサカキ、アオキなどの常緑広葉小径木の除伐を行いました。
高齢者の団体が何組も通り、晩秋の雑木林を楽しんでいました。
来園者が多いだろうと予想して、指定管理者にも注意表示をお願いして、3ヶ所にコーンを立てていただいたので、全く問題は起こりませんでした。
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この分岐点の道標は腐朽していましたので、交換設置が必要だと思います。
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園路上に出て、記念の集合写真を撮りました。
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密生するアズマネザサ刈りは、まだまだ続きそうです。
ロープが必要になる大きさの常緑広葉樹の伐採は、次回、伐採することにして、残り時間は、簡単に処理できることを済ませておくことにしました。

斜面裾部のアズマネザサや常緑樹が消えたら、株立ちのイヌシデやヤマザクラが目立つようになりました。
この場所は、(芝生広場)(ハンノキ林)(ホタルの里)の3方向の分岐点なので、このような大きな株立ちの樹木は、目印としても大切な存在だと思います。

ただ、アズマネザサ刈りによって、木道から入り易くなってしまいました。
この裾部には、神奈川県絶滅危惧種も分布していますので、簡単なロープ柵程度は必要かも知れません。



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特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for nature Research and Conservation

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