里山の自然学校2008
第８回「夏の里山」
【2008/8/23，2011/11/15 更新】
里山の自然学校2008
第８回「夏の里山」
【2008/8/23，2011/11/15 更新】
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日時 8月23日(木) 10:00～15:30
場所 生田緑地 参加者 １）神山歩未、宮部耕佑、山内冴香、川真田季生 ２）神山幸雅、舘野枝里嘉、永喜稜晟、藤田紗希、小林大介 ３）森 雄大、川村美涼 ４）尾崎基和、岡崎湧介 ５）芝原紗希、本多吉之、滑川拓実、近藤正悟、佐々木彩 ＯＢ）永喜誠洋 19人 講師 藤間凞子、中臣謙太郎、山本晃、岩田芳美、岩田臣生 夏の里山体験が目的でしたが涼しくて生き物との出会いは難しいかと思われましたが、子どもたちは次々に見つけ出していきました。 夏の里山ビンゴは藤間先生の力作で、６×５の30問でしたが、殆どの子どもは29問に止まったようです。 
夏の生田緑地体験に出発です。 
青少年科学館から一歩出た途端に、つき次に答を見つけ出して、なかなか菖蒲池に行けません。 セミヤドリガがヒグラシに寄生しているものも見つかりました。 
戸隠不動跡でお弁当にしました。 
雑木林で自分の木の身体測定をしました。 
枡形山広場で一休み。子どもたちはいつものように遊具をつかって鬼ごっこをしました。 その後、広場のエンジュを使って、樹冠の径（枝張り）と樹高を皆で測りました。 
青少年科学館に戻って、ファーブル実体顕微鏡を使ってイネの花をスケッチしたり、夏の里山新聞をつくったりしました。 
【宮部くんの里山新聞から】 今回もいろいろな虫がいました。 中でも不思議なのは葉と葉の間に糸を張って繭の中にいるメイガの仲間で、初めて見ました。 体の色は白です。 それから木に寄生して育つノキシノブという草、セミに寄生して1週間で大きく育つ セミヤドリガの幼虫もいました。 カキの実がいっぱい落ちていました。 クモの巣に引っかかってかわいそうなカミキリムシもいました。 そのカミキリムシの名前はアトジロサビカミキリという名前です。 体がさびている色みたいなので、その名前になったそうです。 前回と比べて僕は、バッタが大きくなったこととバッタじたいの数が増えたような気がしました。 あと、タケノホソクロバというガの幼虫は竹にしかつかなく、少し毒を持っています。 さされたら赤くなり、かゆくなります。 名前の由来は竹にしかつかなくて、成虫の体が細く、幼虫と成虫の体の色が黒っぽいことから、このような名前がつきました。 田んぼにはジュズダマのなる植物がありました。 今回は寒かったので、トンボなどが少なかったです。 けれど、ギンヤンマらしきトンボとシオカラトボがいました。（ギンヤンマは何か別のトンボの間違いだと思われます） 田んぼの中には天然記念物のホトケドジョウがいました。（絶滅危惧Ⅰ類を天然記念物と勘違いしているようです） イネも生長し、花の咲いているのもありました。 田んぼの周りの草原には、多数のクモともう少しで成虫になりそうなオオカマキリがいました。 とがくし不動あとには、モグラの進んだ道らしきものがいっぱいありました。 前回20cmぐらいの大きなショウリョウバッタのメスが見つかったのですが、今回は大きいバッタは1匹もいませんでした。 また、カラスに食われたカブトムシのカラがありました。 頭、むねなどいっぱいありました。 中には真新しい最近食べられたと思われるカブトムシの頭のカラがありました。 田んぼの奥にクロアゲハというきれいなチョウがいました。 それに、ヒヨドリが田んぼの近くの空を飛んでいました。 田んぼの中の草には、もうコオロギがいました。 エンマコオロギなど、草を1回ふめば5匹ぐらいがにげていきます。 【近藤くんの里山新聞から】 イネの花 毛は上向きに生えていた。 花のてっぺんに毛がたくさん集まったものがあった。 毛はいろいろなところに生えていた。 花に３本の線があった。 花のつけ根にがくのようなものがあった。 【佐々木さんの里山新聞から】 今日私たちは里山のたんけんをしました。 目的は紙にかかれたものをさがしてビンゴすることです。 かがくかん前で４しゅるいぐらいの生き物が見つかりました。 さらにちゅうしゃ場の方まで行くと、イエグモ、ヒグラシ、ヒメアメンボなどが見つかりました。 次に、田んぼの方に行きました。 田んぼの辺りではキツネノマゴやジュズダマなどを見つけました。 田んぼの先へ進むとツユクサがありました。 ツユクサの花を１枚とって指にこすりつけるとマニキュアになりました。 そこのかいだんを上がって右に曲がるとモグラの穴がありました。１ヶ所だけではなくて、いろんな場所にいっぱいありました。 【川村さんの里山新聞から】 里山を歩きながらビンゴをした。30このマスのうち29コうまった。 ゆっくり歩きいろいろな物をみつけた。ネコ、ツユクサ、ミズヒキなど。 モミジのたねもあった。おとすとクルクルと回りながらおちていった。きれいだった。 キチョウは2ひき、ヤマトシジミも2ひき、サトキマダラヒカゲも2ひきみた。 ヒメアメンボはとてもいっぱいいてびっくりした。 モグラあなはよーくさがすとけっこうみつかった。1つだったり、近くにあったり。つながっていたり。 ササ笛も初めてだったけど、なってよかった。 ササぶねもつくって、後でうかべた。 田んぼの近くにカキがあった。 田んぼにオニヤンマとオオシオカラトンボがいた。 木のしんたいけんさのやり方もわかった。 とても楽しかった。 またいきたいです。 自分の木は4月のときのふとさとあまりかわらなかった。 
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かわさき自然調査団の活動