湿地の植物保護
日時 2011/4/14(木)10:00〜15:30 晴
場所 生田緑地 稲目谷戸の湿地再生地
参加者 岩田臣生、岩田芳美
湿地を再生した目的は、ある植物を埋土種子から復活させることでした。
目論見は成功して復活しましたが、チゴザサも復活し、凄い勢いで繁茂し、他の全ての植物の生育を妨げてしまいます。
そこで、昨年は開花までの間に4〜5回のチゴザサ刈りを行いました。
今年も同様にしなければならないと考えています。
芳美は湿地内に育っているヤマグワを除伐しました。
昨年は60株ほどに増えて、広がったので、今年は少し広い範囲のチゴザサを取っておきたいと思いましたが、しっかり根が張っていました。
保護しようとしている植物を傷めては逆効果なので、チゴザサの根を堀り上げるのがいいのかどうか悩みましたが、
攪乱も必要と思い、所々は根から堀り上げ、泥は絞り落してから捨てました。
昨年まで大きな株があった辺りは、まだ発芽していません。そこから遠い方に無数の発芽が確認されました。
水深0の水域といった感じのところが好きなようです。
ある程度育って、個体を確認できる状態になってから、それを避けてチゴザサを堀り取る方が良さそうです。
コウガイゼキショウやゴウソも少し間引きました。ツボスミレがあちこちに咲いていましたが、中に淡紅色の花を咲かせているものがありました。
周囲にはキツネノボタン、タネツケバナ、ムラサキケマン、カントウタンポポ、カキドオシ、ハコベなどが咲いていました。
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