生田緑地の谷戸の自然保全活動


ホタル・ガイド・ボランティア9日目
日時 2011/7/3(日)19:00〜21:00 曇
場所 生田緑地ホタルの国
参加者 岩田臣生、岩田芳美、石浜和義、小泉恵佑、佐々木キヨ子

ホタルの国の最終日です。 今年の開国期間はホタルの出現にピッタリ合わせられたようで、期間終了時期になったら急速に減ってきました。


●ホタル出現数 9
・ホタルはすっかり少なくなって、ハンノキ林の中で4匹の飛翔発光が時々見られたのが救いだった。 草地のステージ(ホタルの里)の方はチラホラで楽しめる状態では無くなっていた。

●ホタル・ガイド・ボランティア
・ホタル・ガイド・ボランティアをやることで、どこに、どのくらい出るのかなどが感覚的に分かってきた。
・今年初めてのボランティアだったが、楽しかった。
・ボランティアの経験者はボランティアで入っていなくても、ルールを守っていない人がいると注意してしまうようだ。

●入国者のマナー
・ほとんどの人はマナーがいい。

●入国者
・「町田から1週間通った。今日は少なかったけれど沢山見たので満足です。」と語って帰った人が印象的だった。
・町田からなら他にも観察できる場所があると思うが、足場の良い所は少ないということのようだ。
・「沢山出ている時に、また来てください」と言ったら、「また来ます」と言って帰っていった人が何人もいた。
・「徳島のホタルとは光り方が違うね」と言っていた人だいた。関西型と関東型の違いが分かったようだ。

●歩行喫煙
・大柄な外国人男性2人連れがタバコを口にくわえて歩いていた。 注意すると、急いで全部吸いきってしまおうとした。再度注意して何とか止めさせた。

●携帯電話
・注意することは余り無かったが、携帯電話が光っていたので注意した。
・ポケットの中で携帯電話を光らせている人がいて、他の入国者が、それをホタルと間違えるという場面があった。

●蓄光目印
・蓄光目印を剥がして、あるべきではない場所に移動してあった。 ホタルを探していた人が、ホタルだと思って観ている場面があった。 目の前で取って、蓄光目印であること、悪戯する人がいることを話した。

●他のホタル
・暗さに目が馴れた人がホタルを探して地面を見ているようで、陸生ボタルの幼虫が光っているのを見つけている人が多く見られた。
・気がついた時は、クロマドボタルの幼虫が光っているのだということを話した。
・場所によっては、スジグロボタルの幼虫も光っていた。

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特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for Nature Research and Conservation