生田緑地の谷戸の自然保全活動


水路の補修、ヨシ刈り(植物保護)、ハンノキ萌芽保護、下の田圃の堰の補修
日時 2011/7/13(火)10:00〜12:30 晴、32℃
場所 生田緑地
参加者 岩田臣生

ヨシ原付近の水路の水が全て漏れ出て、流量チェックができなくなっていたので、これを補修しました。 漏水を止めるのではなく、漏れ出た水が水路に戻れないようにしました。
補修前 補修後
ヨシ原の池は干上がっていました。

2009年11月に伐採したハンノキの萌芽が大きくなりました。 遅れて伐採したハンノキも今年漸く萌芽が見られました。 根元周りに繁ったカサスゲやツリフネソウなどを刈り取って、萌芽を保護しました。

気がつくと、ミドリシジミ♀がいました。 翅がボロボロです。無事産卵を終えたのでしょうか。


下の田圃の堰の下から水が洩れていて、水位が下がっていました。 土嚢を積み直して補修しました。

シュレーゲルアオガエルの上陸が始まったようです。


この日の活動中に、こんな花を見つけました。 草の茂みの中にあるので、今まではクズの花かと思っていたものです。 今回、みく見たら、葉が全く違っていて、何だろうかということになりました。
植物班の佐藤副班長から、アメリカホドイモだということを教えて戴きました。 明治時代に入ってきた北米原産の帰化植物で、神奈川県植物誌2006によると、川崎市麻生区と多摩区で1件ずつの古い記録があるのみです。 生田緑地では初記録のようです。


オオブタクサ駆除、苗木畑の除草
日時 2011/7/13(火)10:00〜12:00 晴、32℃
場所 生田緑地
参加者 岩田芳美、城本法子

谷戸の合流付近のオオブタクサの駆除を行いました。 また、苗木畑の除草も行いました。
苗の植え替えが必要な感じになっていました。

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特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for Nature Research and Conservation