生田緑地の谷戸の自然保全活動


水辺の保全 3
日時 2011/10/12(水) 10:00〜13:00 晴 
場所 生田緑地 下の田圃裏の水流
参加 岩田臣生

谷戸へ降りるついでに刻んだイネワラを1袋、上の田圃に運びました。 トンボはマユタテアカネだけになっていました。


下の田圃の裏側の水流は水量は多くなっていますが、様々な植物に覆われて、土砂が溜まり、水が流れ難くなっていました。 水環境調査の水量計測樋の落差が消えていて、9月の水量計測はできませんでした。
この日は、まず、横山さんの土地に入って、15mほどの範囲の草刈り、実生のニワトコやクサギの除伐、水路の土砂の除去を行いました。
かつてのクワイ畑はミゾソバの花畑になっていました。
掬った土砂の中にはオニヤンマのヤゴがいました。
溜まっていた土砂を除去すると水が勢い良く流れだしました。

境界から計測地点の上流側5mほどのところまでも、土手のカナムグラを駆除し、水流の土砂の除去を行いました。 カナムグラの下にシュロが1本倒れて、埋もれていました。 これは大鋸を持ってきて、玉伐りしないと移動できません。 民有地ではありますが、始末しておかなければならないと思います。

水流が勢い良く流れているのはいいのですが、田圃へ導水しているはずなのに、どうも様子が変です。 田圃に入ってくる水の勢いがありません。
調べてみると、田圃側にも土砂か溜まっていることが分かりました。 このために、田圃に入る水が抑えられていたのです。 そこで、この溜まった土砂を除去する作業も行いました。



籾干し
日時 2011/10/12(水) 10:00〜13:00 晴 
場所 生田緑地 公園管理事務所裏
参加 岩田芳美

10日の里山の自然学校で脱穀した籾を干しました。
もう1回干せば、籾摺りができそうです。



トリカブト観察
日時 2011/10/12(水) 13:00〜14:00 晴 
場所 生田緑地 
参加 岩田臣生、岩田芳美

前夜、トリカブトが咲き始めたという情報が入りましたので、観察し、記録写真を撮影することにしました。
虫や夏草との戦いの後に、やっと咲いた花です。 生き残る確率は驚くべき低さでした。


途中の園路わきには野菊が咲き始めていました。
これはシロヨメナです。


こちらはノコンギクのようです。

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特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for Nature Research and Conservation