生田緑地の谷戸の自然保全活動

ピクニック広場東斜面のキヅタ剥ぎ取り
日時 2012/2/2(木) 11:00〜13:30 曇、5℃
場所 生田緑地 ピクニック広場東斜面
参加者 岩田臣生,岩田芳美

一昨日の活動で手をつけていたピクニック広場東斜面のキヅタ剥ぎ取りの続きを行うことにしました。
木階段わきの部分の落葉層は、10〜20cmの厚さになっていて、キヅタも、タマノカンアオイも、落葉の下に埋もれていました。
まず、木階段の基礎になっている石垣に着いていたキヅタを剥ぎ取りました。 このキヅタは実をつけていて、根元は直径1cmにもなっていました。
木階段の下が覗けるようになって、木階段の下に石の階段があることが分かりました。 以前にあった石の階段をそのまま基礎にして、木階段を設置してあったのです。
次に、木階段沿いの部分の厚く積もった落葉を斜面の下方に掻き落とし、現れたキヅタを剥ぎ取りました。
こうして、斜面の上方から落葉層を掻き落としては、現れたキヅタを剥ぎ取るという作業を繰り返しました。
また、所々の気になるアズマネザサはハサミで除伐しました。 発芽して間もないシュロが20〜30本、アオキは実生数本と萌芽数株、ヤツデは萌芽が数株ありました。
斜面の途中に落葉のダムができている状態ですが、2時間を過ぎたので、疲れを感じる前に中断することにしました。 この作業範囲にあったタマノカンアオイは3株でした。
ピクニック広場東側の階段の手摺りの上は様々な昆虫に出会える場所ですが、手摺りの外側は様々な野草が楽しめるように、 せめて、春にはスミレ類の花が見られるようにしたいと考えています。

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特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for Nature Research and Conservation