生田緑地の谷戸の自然保全活動




アズマネザサ刈り
日時 2013/1/12(土) 10:00〜12:50 晴、8℃
場所 生田緑地
参加者 岩田臣生、岩田芳美

絶滅危惧種の植物の保護のためのアズマネザサ刈りを行いました。
ここは今年の里山倶楽部の話し合いで合意が得られ、植生管理計画にアズマネザサ刈りを位置付けた所です。 今後、どのくらいの頻度でアズマネザサ刈りを行うかはモニタリングの結果次第と考えます。

アズマネザサを刈っていくとキッコウハグマが現れました。 キッコウハグマは常緑なので、冬の方が目立つかも知れません。 数も多くて、嬉しい発見でした。 この植物も、当該地区の植生管理を考える時の指標にしなければならないと思います。

作業を終えようという時間に、ルリビタキが現れました。 4〜5羽が現れては消えてしまいます。 良く見ていると、縄張り争いのようです。 やがて、1羽だけになると、落葉の下から何かを啄ばんでは小枝に戻るという行動を繰り返していました。 アズマネザサが刈られて、落葉の散り敷かれた地面が広がったことで、ルリビタキにとっては餌場が増えたのかも知れません。
ルリビタキ♂ ルリビタキ♂ ルリビタキ♂

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特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for Nature Research and Conservation