生田緑地の谷戸の自然保全活動




モニ1000) 水環境調査
日時 2013/1/27(日) 9:50〜12:00 晴
場所 生田緑地稲目谷戸
参加者 岩田臣生

モニ1000里地調査 2013年1月の水環境調査を行いました。
ヨシ原の池には厚さ1cm超の氷が張っていました。 氷を割ると水底の沈殿物が舞い上がって、透視度は30cmでした。


下の田圃裏の水流は田圃に入る水を止めて、計測樋の方に水を流して計測しています。 流れを変更してからの時間が短かかったので濁りが消えていません。

湿地の水がまた一段目の途中で止まっていました。 水が流れ込んでいないためか、湿地3段目の池も氷っていて、氷を割ったら水が濁ってしまいました。
水路の所々に落葉の堰ができていて、これのためと思われましたので、掬い取りました。 また、水が吸い込まれていると思われる穴を見つけましたので、足で押しつぶしてみました。 少し、流れ始めたところで、ハンノキ林上の池に移動しました。



2013年1月27日 調査結果
調査地点 開始時刻 終了時刻 気温℃ 水温℃ 透視度cm PH 流量 L/sec.
K(ヨシ原の池) 10:05 10:18 4.0 0.8 30 6.6 BTB
B(中央水路末端) 10:19 10:28 4.8 1.5 100 7.0 BTB 0.69
A(下の田圃裏) 10:40 10:50 6.0 7.0 40 6.8 BTB 0.30
H(上の田圃への導水路) 10:56 11:08 6.0 7.2 100 7.3 BTB 0.28
G(湿地再生地) 11:12 11:24 6.2 2.8 30 6.8 BTB
C(ハンノキ林上の池) 11:38 11:46 5.5 5.0 100 7.0 BTB



田圃にイネワラを運びました
日時 2013/1/27(日) 12:30〜13:30 晴
場所 生田緑地稲目谷戸
参加者 岩田臣生、岩田芳美

倉庫を占領していたイネワラを1回、田圃に運びました。
あと1〜2回、運ばなければなりません。
まだ雪が残っています。 雑木林の樹木が大きくなっていることもあるとは思いますが、この谷戸での農業は大変だったろうと想像されます。

田圃に降りたついでに湿地の水の状態を調べたところ、先程の手入れで水が2段目まで流れるようになっていました。
公園管理事務所に戻ったところで シメに出会いました。 屋根の上の落葉の中に何か見つけて、夢中で食べているところでした。

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特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for Nature Research and Conservation