生田緑地の自然保全活動　水環境調査2013/7/22

生田緑地の谷戸の自然保全活動
枯木伐採についての現地協議、＜モニ1000＞水環境調査、カナムグラ駆除、アメリカザリガニ駆除

枯木伐採についての現地協議
日時　2013/7/22(月) 9:50～11:40　曇
場所　生田緑地
協議者　大畠雅弘（生田緑地運営協働事業体）
参加者　岩田臣生

台風によって樹木が倒れると危険なので、危険性のある枯損木について、事前に伐採するかどうかを現地で協議することになりました。

№01　枯れたコナラ
園路側に倒れると危険なので胸高で伐採し、根元の裏側にカントリーヘッジ状に置くことにしました。

№02 2本立ちのサクラの園路側の枯れ木
園路側に折れて倒れる危険性があるので、目印位置での伐採とし、材は山頂の北に通行止めを兼ねて積むことにしました。

№03　園路上部で2つに分かれた枝の一方が枯れています。
この枯れている枝のみを切り落とし、材を階段下に置くことにしました。

№04　株立ちしている木の1本が枯れています。
これを伐採し、材を階段下に処理します。

№05　入口付近の枯れ木2本
伐採し、根元付近にカントリーヘッジ状に積むことにしました。

№06　水辺わきの枯れ木1本
目印位置で伐採し、園路側にカントリーヘッジ状に積むことにしました。
作業の時に水辺側には立ち入らないことを条件としました。

№07　園路わきの枯れ木1本
伐採し、7mほど下、4月に伐採材を置いた場所に置くことにしました。

№08　枯れたマテバシイ
伐採し、直ぐ南側に放置されてあった材を片づけて、そこにカントリーヘッジ状に積むことにしました。

№09　園路上の枝が枯れている。
枯れ枝部分のみを切り落とすことにしました。

№10　園路方向に伸びている樹木が枯れていました。
伐採し、斜面に向かって右手奥の平坦地に積むことにしました。

№11　枯れたトウカエデ1本
園路側に切り倒すことにしました。

№12　細い枯れ木2本（多分、ツバキ）
伐採して片づけることにしました。

№13　野鳥観察舎上に伸びている樹木が枯れていた。
これが倒れると観察舎が壊れることになりますので伐採することにしました。材は園路柵の樹林側にカントリーヘッジ状に置くことにしました。
合わせて観察舎床の補修を検討してくれるようにお願いしました。
また、観察舎の窓を1つ増やす要望があると聞きました。

№14　園路わきの細い枯れ木
伐採し、少し上の園路脇に積むことにしました。

№15　少し上にも枯れ木がありました。
目印位置で伐採し、少し奥に積むことにしました。

№16　ユッカが枯れていました。
植栽が枯れたら除去するのは普通のことです。その後のことは改めて考えればいいと思います。

モニ1000) 水環境調査
日時　2013/7/22(月) 11:40～14:00　曇
場所　生田緑地稲目谷戸
参加者　岩田臣生

モニ1000里地調査 2013年7月の水環境調査を行いました。

Ｋ　ヨシ原の池　
カサスゲが背丈ほどに伸びています。
池の中にもヨシが広がっています。近いうちに除伐して、泥あげもしておく必要がありそうです。

Ｂ　谷戸末端の階段下の水流
流量が非常に少なくなっています。
調査中にヤマトタマムシが飛んできました。

Ａ　下の田圃裏の水流
当該地はゲンジボタルに配慮して、今月も調査を休むことにしました。

Ｈ　上の田圃への導水路
ホトケドジョウが落ち込みに集まっていました。
流量は少なくなっていますが、田圃の水は保たれています。

Ｇ　湿地3段目の池
完全に水が涸れていました。湿地の水辺管理を急ぐ必要があります。
何故かクリの木が枯れかけていて、幹にヤマトタマムシが来ていました。

Ｃ　ハンノキ林上の池
アメリカザリガニのトラップにアメリカザリガニ2匹が入っていました。ホテイアオイも1つ残っていました。
頻りにウグイスが鳴いています。

2013年7月22日調査結果
調査地点開始時刻終了時刻気温℃ 水温℃ 透視度cm ＰＨ流量 L/sec.

Ｋ（ヨシ原の池） 12:05 12:20 28.8 24.0 20 7.0 BTB －

Ｂ（中央水路末端） 12:22 12:30 28.5 22.0 93 7.0 BTB 0.069

Ａ（下の田圃裏）　　　　　　　

Ｈ（上の田圃への導水路） 12:35 12:50 28.3 20.0 100 7.2 BTB 0.104

Ｇ（湿地再生地の池）　　　　　　－

Ｃ（ハンノキ林上の池） 13:29 13:40 28.3 23.0 25 6.8 BTB －

カナムグラ駆除、アメリカザリガニ駆除
日時　2013/7/22(月) 10:00～13:00　曇
場所　生田緑地稲目谷戸
参加者　岩田芳美、城本法子

カナムグラの駆除、田圃のアメリカザリガニの駆除を行いました。

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特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for Nature Research and Conservation