湿地の水辺保全(続き) 日時 2013/7/25(木) 10:00〜13:00 曇 場所 生田緑地湿地 参加者 岩田臣生 昨日(24日)の活動の続きとして水路内や岸辺のヨシなどを地中で刈り取り、泥上げをして、流れを遮る要素を取り除くことにしました。 この日は生田緑地で小学校の理科研究事業が行われていて、湿地とハンノキ林の境界の木道から同じ説明が何度も聞こえてきました。 アザミの花にキマダラセセリが来ていました。 湿地2段目のチゴザサ刈りも少し行いました。 長い間、この谷戸で水田耕作を行っていた元の地主さんは、この草(チゴザサ)があるから私たちには田圃を維持することができないだろうと思っていたようです。 私たちが田圃を再生してから数年経ってから、そんな話をしてくれました。 このチゴザサは毎年、根を取っておかないと、年々、根の密度が高くなって、他の植物が生育できなくなってしまいます。 2004年に初めて田圃を再生した時は、連日、このチゴザサの根と格闘していました。 この日は、下にどんな植物が生えているかを調べながらザッと刈り取りを行いました。 他に何も生えていないような所は、この時期に土を起こしてみるのも、チゴザサ駆除になるかも知れないと思っています。 いずれにしても、細目に駆除しておかないと弱い植物が消えそうになっています。 カナムグラ駆除 日時 2013/7/25(木) 10:00〜13:00 曇 場所 生田緑地上の田圃〜合流付近 参加者 岩田芳美、鈴木潤三 上の田圃は湛水されていて、オオシオカラトンボ♂が数匹思い思いの場所に陣取っています。 オニヤンマは既にしっかり縄張りが確定しているようです。 カナムグラはすっかり育って、様々な植物の上に広がろうとしています。 これを剥ぎ取る活動をあちこちで進めています。 剥ぎ取った後は、下にあった植物が寝てしまうことが多いのですが、これは1週間もすれば立ち上がってきます。 帰り道、こんな生物に出会いました。 |
生田緑地の谷戸の自然保全活動のメインページへ
特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for Nature Research and Conservation